こくたが駆く

与野党国会対策委員長会談開催。会期延長反対を表明。

 21日午後2時45分から、国会内で与野党国会対策委員長会談が開催された。与党側から、 「重要法案の審議のため国会の会期を12日間の延長を与党の幹事長が衆・参の議長に申し入れた」了解をお願いしたいとあった。
 私は、①社保庁解体法案、年金時効特例法案、天下り自由化法案などの悪法を通すために、土俵を広げるなど論外だ。 悪法は廃案にすべきである。これらの法案は国民にとって利益どころか、有害なものばかりだ。
 ②このかん、与党の幹部から会期延長をめぐって「年金問題でのほとぼりを冷ます」 「延長で参院選の投票日が伸びたら投票率が下がって有利だ」との発言がおこなわれていると巷間伝えられている。 会期をこのようにもてあそぶなど、まったくもって許しがたいことだ。                  
 ③審議のためのと言うが、「十分な審議を」と主張する野党側の提案を無視し、強行に次ぐ強行で審議を打ち切ってきたのは与党ではないか。 「国民の不安を取り除くため」との与党国対委員長の発言もあったが、年金時効特例法案は、いろんな疑問がある。 国民が不利益にならないか吟味をとの野党の道理ある主張さえも無視し、たった4時間の審議で強行採決したではないか。いままた参院で、 イラク特措法、教育改悪三法も強行している。
 「議会制民主主義を蹂躙するこのような会期延長に反対である」と発言。
 

 

 

| コメント (1) | トラックバック (0) | Update: 2007/06/21

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コメント

安倍政権の議会を無視した運営には怒りを感じます。
まるで安保条約をごり押しした岸内閣の時のようです。
国会が延長されてお忙しいことと思いますが、
民主主義を守るためにがんばってください!

来週の立命大での講演会で、最新の国会情勢を聞けることを楽しみにしています。

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