狂言・茂山家の若手が勢揃い。「HANAGATA’11」を楽しむ//毎年楽しみな聴覚言語センターまつりに、今年も参加
23日、狂言師・茂山家の若手集団「HANAGATA(花形)」の五人衆、茂山正邦、宗彦、茂、童司、逸平による狂言が開催され、楽しんできました。
「HANAGATA VS 劇作家」とのタイトル通り、劇作家2人による新作狂言4演目(演出も含む)が上演されました。
前半の2曲は、「狂言は見たこともなかった」という、ごまのはえ氏による「鯉山の話」と「伝統は絶えた」。後半は、「現代劇しか書いてこなかった」という、土田英生氏による「警備員の悩み」「是非に及ばず」。注意深く見ると、前半の話が後半に響く内容や、登場人物の流用ありで、全体で一つの舞台へと構成され、2人の劇作家のコラボレーションも見ものでした。
上の写真は舞台挨拶のあと、プレゼントの手ぬぐいを観客席に投げているメンバー。黒服の3人(宗彦、童司、逸平)は、「是非に及ばず」の衣装で、忍者姿(正邦)は、「伝統は耐えた」から、警備員(茂)は当然ながら、「警備員の悩み」の衣装で登場。下の写真は、開幕前の先斗町歌舞練場内の雰囲気です。
毎年楽しみにしている聴覚言語センタのまつりに参加しました。地域の朱8学区の、自治連合会、女性会や地域防災会などの全面バックアップを受けて、本当に地域に密着したまつりです。
今年は、わが岩手県人会が、東北震災復興支援コーナーに参加すると言うことで、さっそく県人会の法被を着て「売子」に早変わり。南部せんべい、ゆべし、リンゴなどいかに美味しいかを力説しました。
朱8学区女性会は今年も生け花展など開催されており、ご挨拶をかねて鑑賞させて頂きました。
また、会場にはたくさんの模擬店があり、おでんや大学芋など美味しくいただきました。
私は、まず、来年京都で開催される記念すべき第60回ろうあ者大会の成功を訴えました。岩手県人会のまつり参加のお礼をかね、故郷の現状報告と復興への思いを語りました。最後に、政府の障がい者制度改革推進会議・総福祉部会の「骨格提言」を具体化し、障害者の声をしっかり盛り込んだ「障害者総合福祉法(仮称)」の成立、予算化にともに力を合わせようと結びました。
| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/12/23