こくたが駆く

読売テレビ「ウエークアップ!ぷらす」の取材をうける(28日・土曜朝の番組で放映予定)。定例会見で、政府の決めた事故調査・検証委員会について見解表明

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毎週土曜日あさ8:00~放送の読売テレビ「ウエークアップ!ぷらす」のインタビュー取材を受けた。

テーマは、「東日本大震災復興へ、国はいま何をすべきか」「いまの政局をめぐる動きをどう見るか」など。

(局の意向は、超党派の議員連盟の結成などが「菅首相おろし」と、結び付けたいようでした。)

私は、「いま被災地と被災された方々のために、生活となりわいの再建の基盤を国の責任でつくること、その対策とスピードが間尺にあっているかが、政府の仕事を判断する上での基準だ」と述べた上で、「その点から考えると極めて不十分だ。避難所生活の改善、生活再建支援金の支給、漁業・水産業、農業、商工業を再建するための二重ローンや負債を軽くする問題、『マイナスからではなく、せめてゼロからのスタート』という要望への回答、インフラの整備についての方向性を示す征治のメッセージ、これらのいずれもが『検討中』『検討中』ばかりで、遅いことだ」と指摘しました。

まあ、どこまで放映するやら。30分以上のインタビューだったのですが!(写真は収録風景)RIMG0121

インタビューの内容は、29日(土)8時~の番組内で、短時間紹介される予定。同番組は、日本テレビ系列各局で全国放送(一部地域を除く)。

 

 

25日、国会内で定例の記者会見を行いました。RIMG0110

福島原発事故の原因究明のため政府が設置を決めた事故調査・検証委員会について、「独立性、権限という点でおよそ第三者機関とはなりえない」と批判しました。

私は、事故調査・検証委員会が内閣官房に設置されたことをあげ、「政府の一機関にすぎず、政府が委員の人選も任命もする。これではとても第三者機関とはいえない」と指摘。さらに、「聴取に応じない場合の罰則もなく、強制力のある調査権限もない」として、事故原因の徹底的な調査と検証のためには、独立性と法的権限をもつ調査機関が必要だと強調しました。

また、菅直人首相がサミットに出発する直前に設置を発表したことについては、「事故調査までサミットでアピールするための政治的パフォーマンスにするという首相の政治姿勢が問題だ」と述べました。

(本日のニュースを見ていると、サミットで、菅首相は、原発問題を述べた際に、私が指摘した通り、「事故調査・検証委員会の設置を誇らしげに報告しているでありませんか!!)

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/05/26

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