こくたが駆く

水道水から基準値を超える放射性物質検出問題、まず乳児の水確保を!農作物の出荷停止での損失は国の補償責任を具体的に明示せよ!

昨日、本日と各党・政府震災対策合同会議第回実務者会合が国会内で開かれました。私は、日本共産党を代表して出席しました。
3月花グロリオサと雪柳

連日にわたって、原発事故に関する諸問題を議論しました。私は、昨日は、東京都内の水道水から基準値を超える放射性物質が検出された問題で、東京都が、「乳児は飲まないように」というなら、その根拠を示し、責任をもって安全な飲料水を国が広域的な体制をとってでも確保すべきだと求めました。

本日は、農作物の出荷停止に関わって、全商連から報告によると、「福島県で先行き不安となったキャベツ農家が自殺するという痛ましい事態も起こっている。このような事態をつくってはならない。農水省は『適切な補償』と言うが、具体的にどのように補償するかはっきりしたメッセージを送らなければ、ならない」と求めました。

また、原子力安全委員会が公表した放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)、(私は、この活用をいち早く提起してきた)の試算についてモニタリングを増やし、各県とも協力して精度を高めるよう求めました。

また、震災対策をめぐる今後の議論のあり方について、私は「第一に必要なのは、国会の各委員会を積極的に開き、そこで活発に議論することだ」と指摘。委員会で政府の見解をただすことによって、より詰めた議論ができるし、議事録で記録にも残ると主張しました。

これに対し、民主党の岡田克也幹事長は「参議院でも予算委員会も開催された。そこでも、大震災被害についても議論が行われている。国会の各委員会で詰めてもらうこともある」と発言。

私は「それは、私の意見を取り入れて結構なことだ。ただあえて言いたい。ならばまず原発問題を扱う経済産業委員会や災害対策特別委員会を開くべきだ」と求めました。その上で、「今後は節目、節目で政府の報告を受け、それについて議論する場として各党・政府合同会議を開いたらいいのではないか」と提起しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/03/24

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/2145

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)