こくたが駆く

定例記者会見、「予算案の徹底した審議を求める」と主張

本日は定例の記者会見を行なった。記者団から、「与党が28日にも予算案の委員会採決を求めていますがどう考えるか」と質問があった。11.2.23会見写真3

私は、「予算案の審議はまだまだ不十分である。社会保障の切り捨て、大企業への法人税減税、消費税増税と公約問題、労働者の賃上げ、TPPなど、中央公聴会での公述も踏まえながら、さらに深めなければならない課題がある。野党が求めている民主党の小沢一郎元代表の証人喚問や、鳩山前首相の発言めぐる参考人招致、JALの稲盛和夫会長の参考人招致など懸案事項も実現していない。これでおしまいとは許されない」と述べた。

「野党が要求する小沢氏の証人喚問について、与党は『予算案の採決までに実現するよう最大限努力する』との約束を守るべきだ」と主張した。

11.2.23会見写真2 その上で、「菅首相が昨年から、『最終責任者として私が判断する』と言いながら、引き延ばしてきた」

「21日の衆院予算委員会で、小沢氏の胆沢ダムにかかわる談合疑惑をわが党の笠井亮衆院議員が取り上げた。質問に対して、大畠章宏国交大臣は『疑惑の調査が不十分だった』と認め、菅首相が『さらなる調査を指導していく』と答弁したように、疑惑は一層深まったことは明らかだ」
「自ら再調査を言いながら、証人喚問に応じられないという態度は認められない。党内処分でケジメがついたなどとは到底言えない。疑惑の解明の立場に立つのかどうかが問われている」と厳しく批判した。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2011/02/23

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