こくたが駆く

参院選公示日-元気に出発式!/こくた恵二の政策一言解説・その1『党名について』

100624出発式

いよいよ参議院選挙の火ぶたが切っておとされました。以下は、私の訴えの大要です。

なぜ、いま日本共産党の躍進が必要か、 成宮まりこさんの勝利が求められているのか

1、消費税増税に反対し、財界にモノ申す党だから。

 にわかに参院選挙での大争点に急浮上。 時期の問題について違いはあれど、消費税の

増税は、民主、自民、 公明、みんなの党も一緒。もともと、逆進性の税金。自民・公明政権のもと貧困と格差の拡大。働く人々の給料は減りっぱなし。 そこに1ヵ月分の給料に匹敵する消費税など冗談じゃない。ワーキングプアの層にも、生活保護の家庭にも、情け容赦ない最悪の不公平税制だ。

※今回の消費税増税の“言いだしっぺ”は、 財界だ。経団連が4月13日、「成長戦略2010」で、「消費税を上げろ」「法人税を下げろ」 とぶちあげたことが出発点。「法人税減税の財源として」というまったく身勝手なもの。

民主党の方針は、 こうした財界の意向に沿ったものだ。

財界の横暴に真正面からモノ言える日本共産党が伸びてこそ増税ストップが出来る。

 “反貧困” の取り組みを一貫して続けてきた成宮まり子さんだからこそ、庶民の生活

の苦しみを代弁し、 増税反対の先頭に立つことができる。

「増税ノー」の願いは、 財界にモノいえる日本共産党と成宮まり子へ

2、普天間基地の無条件撤去を主張し、アメリカとも堂々と交渉する党だから。

菅首相は「 『政治とカネ』『普天間問題』の二つの重荷を取り除いてくれた」と語り、一件落着かのように、日米合意の実行を米国に約束。 辺野古への新基地建設、すなわち自・公政権の逆戻りではないか。さらに徳之島、全国自衛隊基地への米軍訓練の拡大。自・ 公時代よりいっそう悪くなっている。

 沖縄の世論調査。 「辺野古への基地建設反対」は、84%。前の首相は「国民が耳を傾けてくれなくなった」と嘆いたが、 逆さまで、県民の声に耳を傾けない政権ではないか。

 日本共産党は、 志位委員長が訪米しアメリカと直接交渉。「無条件撤去以外にない」

 沖縄県嘉手納町の宮城篤実町長は、 「米国にアメリカにきちっと、非常に苦い話を率直に語られた。ものすごく意味がある」と評価。成宮さんは、九五年平和大集会、 今年の普天間基地包囲行動に参加。基地撤去と平和をわがことして活動してきた。京都市立芸大大学院卒業作品は、社会と平和に向き合い 「戦争ゴッコ」。山口華楊賞を受賞。

普天間基地撤去と平和への願いは、 米国に堂々とモノ言う日本共産党と成宮まり子へ

3、要求実現、政治を前にすすめる党だから

 後期高齢者医療制度のすみやかな廃止。 正社員が当たり前の社会をつくろう。労働者派遣法の抜本改正。力がないどころか、政治の焦点に押し上げた。

日本郵政の一〇万人労働者の正規雇用へ道。 高すぎる国保料・税の原因となっている国の補助金、「財源確保に努力する」の答弁。「子どもの医療費無料化を国の制度に」の質問に、 「優先課題として取り組む」の答弁。中小企業対策:「国の宝・町工場の灯を消すな」固定費の補助を党首会談でも申し入れ。 リース代の支払猶予等々の成果。要求運動の先頭に立ってきた成宮まり子さんと日本共産党の勝利を!「日本の夜明は京都から」を再び!

 

 

 

本日より、参議院選挙投・開票日の前日7月10日までの17日間、 『こくた恵二の政策一言解説』と題して、日本共産党の政策や寄せられた疑問への回答を連続17回にわたって、 ビデオと文書で連載してまいります。

第1回は「日本共産党という名前を変えては?」 という質問についてのお答えです。

 日本共産党という党名は、私たちの理想と結びついた名前です。いま世界を覆っている過剰生産恐慌、 貧困と格差、地球環境問題などは、「利潤第一主義」を原理とする資本主義の枠組みのなかでは、根本的には解決ができない問題となっています。 人類がこれらの矛盾を解決するには、資本主義をのりこえた未来社会――社会主義・共産主義へとすすむことが求められてくる。 これが私たちの展望です。

 私たちのめざす社会主義・共産主義とは、民主主義と自由の成果をはじめ、 資本主義時代の価値ある成果のすべてが、受け継がれ、いっそう発展させられる社会です。私たちは、まず資本主義の枠内で、「国民が主人公」 の民主主義日本への改革をおこない、そのうえで国民多数の合意を得て、社会主義への道に踏み出すことを展望しています。


 日本共産党という党名は、いまから88年前の1922年に党を結成していらいの、私たちの歴史とも固く結びついた名前です。 日本の軍国主義が、国民の人権も自由も民主主義も乱暴に奪って中国侵略戦争、太平洋戦争につきすすんだもとでも、私たちの先輩は、 「国民主権」「反戦平和」の旗を命がけで守り抜きました。私たちの党は過酷な弾圧をうけ、 小林多喜二をはじめ多くの先輩党員が拷問で命を落としました。しかし、私たちの党が命をかけて主張した「国民主権」「反戦平和」 「基本的人権」の原則は、いまの日本国憲法にしっかりと刻み込まれています。

 私どもは、選挙戦のなかで、党名にこめられた理想や党の歴史、立党の精神などを多くの人々に知ってもらい、勝利できるよう全力をあげます。

 この疑問が寄せられるのは、これまで日本共産党に注目をしていなかった方が注目を寄せてくれている証拠だと私はとらえています。
 最近出演したラジオ番組等もふくめ、このところ、この質問が多数よせられるようになっています。非常にありがたいことだと思います。

 

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/06/24

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