こくたが駆く

民主党の異常な国会運営。総務委員会において「放送法」改定案の強行採決。

会見左横顔

定例の記者会見で、メディアから、総務委員会における「放送法」改定案などをめぐる民主党の国会運営について質問がありました。

私 は、「放送法の改定は、60年ぶりで、放送の自由や国家の介入という言論・放送の根本的な問題にかかわるものであり、慎重な審議が必要です。ところが、理事会での確認にも反して、多数で押し切る与党のやり方は、国会運営の民主主義を踏みにじるものだ」と厳しく批判しました。

さらに、与党側が、労働者派遣法改定案と郵政「改革」関連法案という二つの重要法案を、今国会での成立をはかるために、まともな審議もなしに早期に採決したいと述べていることは、黙過できないと指摘しました。

会見 労働者派遣法については、政府が提出した法案には二つの”大穴”が開いており、日弁連や、「派遣切り」と闘う多くの労働者、労働組合も、「こんな抜け穴だらけの法案は許せない。抜本修正が必要だ」と主張していることを紹介し、日本共産党は修正案を提出したが、”大穴”をふさぐための、参考人質疑、公聴会などを含む徹底的な審議が必要だと主張しました。

また、郵政法案については、「国民的サービスの後退をもたらした”郵政の民営化”を見直すというならば、株式会社という形態をどうするのかがキチンと議論されなければならない。日本共産党としては、公的な事業体としての再編をめざす考えだが、どのようにユニバーサル(全国一律)サービスを保障するのか、慎重な審議が求められる」と指摘しました。

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/05/25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kokuta-keiji.jp/mt/mt-tb.cgi/1757

コメントを投稿

(コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になります。承認されるまではコメントは表示されません。すぐに表示されないからといって何回も投稿せずにしばらくお待ちくださいますようよろしくお願いします。)