こくたが駆く

京都市中央卸売市場で初市式

100105中央市場3  京都市下京区の京都市中央卸売市場第一市場では、本日5日、新年の 『初競り』 と『初市式』が行われました。
 私も毎年参加させていただいておりますが、その際に『初市式』の開会前の時間に市場内を歩いて、 関係者のみなさんに最近の景況などをお聞きするようにしています。

 今年も、1時間半前に市場に着いて、場内を歩きました(写真右)。今回は、下京選出の西脇いく子・京都府議、山中渡・ 京都市議とともに、成宮まり子・参議院京都選挙区予定候補も参加しました。

 どのお店でも「本当に厳しい」という声が寄せられます。マグロを扱っているお店では「マグロの漁獲量は減っているのに、 需要も更に減っているから値段が落ち込んで大変だ」 「日本の企業がコスト削減のため生産部門だけでなく事務部門まで海外に仕事を移していってる」とのことで、 デフレの影響をもろに受けている卸売市場の実態が語られました。

100105中央市場5  

 『初市式』では、水産協会長の池本周三さんから、挨拶の中で「昨年は、 ジャスコがはじめた漁港との直接取引に農林省から助成金が出た。市場の役割を何だと思っているのかと」 かなり厳しい意見がありました。 私もまったく同感です。
 もう少しゆっくりお話したかったのですが、次のスケジュールの関係で、すぐに会場を出なくてはならず残念でした。 また近いうちにお話しする機会があれば良いのですが・・・

 

| コメント (0) | トラックバック (0) | Update: 2010/01/05

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