韓国大使李俊揆が志位和夫委員長と懇談//TPP特、SBS問題等の資料提出は審議入りの前提と主張、与党の横暴をストップ

2016年10月13日

13日、駐日本大韓民国大使の李俊揆氏が、日本共産党本部を訪問。志位和夫委員長と親しく懇談しました。

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まず初めに韓国では、共産党というと悪魔か角が生えた鬼と誤解されいた時代もあったとの話から、全員大笑い。
北東アジア平和協力構想、北朝鮮の核兵器開発・挑発への対応、慰安婦問題、靖国神社参拝問題、日本共産党の国会における位置など、話題は広範多岐にわたり率直な意見交換となりました。

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日本共産党からは、笠井亮衆院議員と私、韓国側からは李湖植公使・参事官らが同席しました。

 

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TPP特別委員会で、今国会の審議入りめぐって協議、民進党・共産党の野党は一致してSBS米の詳細報告資料の提出、TPP協定の和訳の間違い問題の解明と提出し直しが、審議入りには欠かせないと主張しました。

与党側は、これには応えないまま、14日に総理出席の下でのテレビ中継を行うことを、強行に要求してきました。
日本共産党は、審議入りの協議を本日夕方に始めたばかりなのに、審議にとって、総理出席・テレビ中継という一番大事なもの。各党がキチンと準備して審議すべきものを、とにかく急いで時間を消化すれば良いとの態度は、国の経済体制、食の安全、農業、医療、建設などのに関わる重大問題であるTPP問題の審議ををないがしろにする態度だと、厳しく批判。
野党の国対委員長間でも議論し、特別委員会の理事懇談会でも民進党・共産党の野党が一致して堂々と主張しました。

夜まで続いた協議の結果、14日の審議は与党のみの一般質疑行うこととし、その他は引き続き協議することに落ち着きました。