日本共産党国会議員団、国労(国鉄労働組合)組合員と懇談

2016年09月13日

13日、日本共産党国会議員団は、JRの各地で起こっている諸問題について国労(国鉄労働組合)の組合員と、懇談をしました。

台風10号によるJR北海道の根室線不通問題や、JR西日本の三江線廃止問題をはじめ、災害復旧や過疎化の問題など鉄道をとりまく状況など組合員の眼から見たJR各社の問題点を聞かせていただきました。

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今年は「国鉄分割・民営化」から30年という節目の年です。

国鉄がJRに分割・民営化されてから、この30年で鉄道としての安全対策はどうなっているのか。安全の取組みを宣伝するポスターは電車の中にあふれているが福知山脱線事故などを経過して実態はどうなっているのか、後退していないのか。政府の施策による規制緩和が鉄道に何をもたらしたか、JRの「儲け第一主義」などは正されたのか等々を検証することが必要ではないか。
いま現実問題として、国民の、地域の足が奪われている実情をあらためて全面的に洗い直し、国民の足を守る、地域経済を守る、地方自治体との協力をどうするのか、そのためにもJRの公共性や安全性の確保を国としてどう責任をもつのか、運動と連携して大義をもってたたかっていこうと確認し合いました。

 

議員団からは、本村伸子畠山和也清水忠史大平喜信の各衆院議員、紙智子山添拓の両参院議員と、私が出席しました。