たつみコータロー氏、井上良子さんと、奈良市「演説会」&近鉄学園前駅で、訴える

2024年10月13日

報告です。12日、東京~奈良間を往復。奈良市の「日本共産党演説会」と、その後の近鉄学園前駅での街頭演説で、たつみコータロー・衆院比例近畿ブロック予定候補、井上良子・衆院奈良一区予定候補と一緒に訴えました。

写真下は、奈良での学費アンケートの実情をまとめて国会に届け、文部科学省と交渉した様子も交え、「公約と決意」を述べる井上良子さん。

 

 

大和郡山市での演説会を終えて駆けつけた、たつみコータローさんは、自分の参院議員時代の論戦も紹介し、「共産党は確かに小さいが、筋と道理で政府に迫り、政治を動かす確かな実績がある」と強調しました。

 

 

私は演説の冒頭、被団協がノーベル平和賞を受賞したことについて、「積年の粘り強い被爆者の運動がついに実った。大変喜ばしいこと」と強調した上で、「皆さん。『虎に翼』をご覧になったでしょうか。そこでは、原爆投下は国際法違反との場面があるが、私がその上で強調したいのは、被告である日本政府の立場だ。

日本政府は、当時から、原爆投下が戦争終結を早めたとの原爆投下の正当化論に立っていた事実をしっかり見ないといけない。だから日本政府は、被爆者に今でも冷たい姿勢で対応をしている」と批判しました。

 

 

その上で、第一に私は、石破内閣の解散と、情勢をどう見るかとして、「表紙を替えても結局何も変わらない。だから、『ご祝儀』相場どころか自民党と石破総理への期待感は急速にしぼんでいるというのが今の政治局面。自民党政治のおおもとを変えることが決定的に重要」と強調しました。

 

 

第二に、「政党選択と政党配置の様相はどうか」として、自民党とともに日本維新の会について、改憲と核共有・核使用の政治的本質、大阪・関西万博の破綻、京都4区で維新の候補者の同級生で選挙事務局長の男性が偽名を語り、現職国会議員の事務所に半年も出入りしてスパイ活動をしていた事実を紹介。「凋落激しい維新の会に、今度の総選挙ではっきりとした審判を」と呼びかけました。

また、「オール沖縄」のたたかいに敵対し、団結を破壊する「れいわ新撰組」が沖縄一区に候補者を立てたことの経過を詳しく紹介しました。

 

 

第三に、「日本共産党の躍進で、希望を持てる政治を」として、1,日本共産党を伸ばして、腐敗政治の一掃を、2,暮らしを良くする願いは日本共産党、3,日本共産党を伸ばして、戦争のない日本とアジアをの柱で、日本共産党の役割を押し出しました。

特に、中小企業への思い切った直接支援で、7時間労働制など「時短と賃上げを一体に実現し、自由な時間を作る」という日本共産党の提言や、私の祝園弾薬庫の拡張問題での国会論戦、米軍機の低空飛行訓練のおおもとに米国と日本政府の「密約」があることを暴露した国会論戦、侵略戦争賛美と戦前回帰が人命軽視と一体であるという観点から様々な論戦と追及を行ってきたと紹介しました。

写真は、駆けつけた、たつみ比例予定候補も加わって「そろい踏み」で参加者の歓声に応えた場面

 

 

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演説会終了後、駆け足で学園駅前に向かい街頭演説を行って、ギリギリ電車に飛び乗って東京に戻りました。

 

 

帰りの近鉄電車の中では、学校帰りの男子高校生数名が宣伝で受け取った青年・労働者向けの新しい共産党のリーフを持って、「へー、共産党やて。これほんまにできるんやろか?」など、話し合っていました。