三重県中部地区委員会主催「こくたさんと希望を語るつどい」で入党の訴え。

2024年06月11日

報告です。8日、三重県中部地区委員会主催、津市のサンワーク津で開催された「こくたさんと語るつどい~希望ある未来へ」に参加し、たくさん出された会場からの質問に答えました。
たき勝弘津市会議員、吉田あやか県会議員が司会を務めました。

私はまず、冒頭の挨拶で、「会場に入ったらガーベラが飾られているが、この花言葉は『希望』です。今日は、『希望を語るつどい』ですので、その点で一言」として、この間の政治改革をめぐる議論は、「しんぶん赤旗の報道が発端となって自民党の裏金づくりの追及へ発展した、日本共産党が確実に政治を動かしてきた」と、しかし、「衆院を通過した政治資金規正法改定は大改悪そのもの。
企業・団体献金は温存、巨額の「政策活動費」を合法化、その上、維新の要求を丸呑みにした政策活動費の10年後公開などは、共産党と『赤旗』の調査と報道を封じるものだ」と批判
しました。

 

 

「語るつどい」では、事前に寄せられた2点の質問にまず答えました。

一点目は、「平和を守るには抑止力が必要ではと思ってしまいます。でも軍拡の競争も心配です」というもの。

私は、「そうした疑問を出される方は、心底では平和を願っている。この点がまず大切」と強調し、「抑止力というのはつまるところ、相手に『恐怖心』を与えないとならない。それでは際限のない軍拡競争になる専門家も『安全保障のジレンマ』と述べている。この問題を解決するには、平和外交に徹すること。それをASEANが実践している」と紹介し、「平和を脅かす動きに対し、対抗する国民的運動が必要」と強調。この中で、戦前へと回帰し美化する動きを、『琉球新聞』が告発して報道していることも紹介(写真)しました。

 

 

二点目の質問は、「物価高はなぜ起こるのか。これを解決するには」というもの。

私は、「最大の原因は、アベノミクスの『異次元の金融緩和』が招いた円安だ」として、これを大門みきし前参院議員が解説した『赤旗日曜版』6月2日号を示して説明。その上で、「解決しないのは政治の無策のせいだ」として、世界104カ国で広がっている消費税(付加価値税)の引き下げこそもっとも効果的な対策であること、また、「賃上げは国の決断でできる」として、中小企業支援と一体に賃上げを行う日本共産党の経済再生提言の内容や医療・介護・保育などケア労働者の賃上げで、消費購買力を上げることこそ景気回復、解決への早道だと力説しました。

 

 

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休憩後の質疑タイムでは、30件近い質問をいくつかの大くくりに整理して答えました
野党共闘の現状と困難、展望は?というものから、政党助成金をなぜ受け取らないのか、旧ソ連、中国のような社会にならない優生保護法や難病対策について、入党したらどのような活動をするのか?若い方々を誘うには?国民的な運動の発展のカギは?また、「国会の生き字引と言われるこくたさんが引退した後、国会はどうなるのか心配」というものまで多種多様でしたが、一つひとつに丁寧にお答えしました。

出口洋介衆院三重一区予定候補が、閉会のあいさつを述べました。

 

 

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語るつどい終了後は、「入党懇談会」が開催され、私もご夫婦での入党を含め4人の方の入党に立ち会うことができました。

 

 

最後に、写真右から、たき勝弘氏、私、出口洋介氏、吉田あやかさん「つ」の文字を左手で作りながら写真撮影

 

 

「つどい」開始前には、会場に早く着いたこともあり、近隣の海岸を中野ゆう子・津市会議議員(写真左)に案内していただきました。ありがとうございました。