衆院3補選告示。田村委員長、東京15 区酒井候補を応援。野党の共闘の勝利を訴え!

2024年04月17日

16日、衆院東京 15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙が告示され、28日投開票で争われます。
この3つの補欠選挙は、自民党の裏金づくりという前代未聞の組織的犯罪行為・金権腐敗政治に審判を下す選挙です。同時に経済無策、日米首脳会談で日米軍事同盟の強化を約束した岸田政権に厳しい審判を下す選挙です。

日本共産党は東京15区では、酒井なつみ候補(立憲民主党公認)を支援し、野党の共闘でたたかいます。島根1区では亀井亜紀子候補を、長崎3区で山田勝彦候補(両氏とも立憲公認)を、それぞれ自主支援します。

既報のように、日本共産党の田村智子委員長は、東京15区の江東区東陽駅前で、市民と野党が開催した共闘演説会に参加し、「自民党岸田政権への厳しい審判を下そう」「共闘の力が問われている」「自民党の政治を終わらせることを東京15区から示していこう」述べ、「日本共産党は、酒井さんを全力で応援します」と、酒井なつみ候補の勝利を訴えました。

酒井候補は、看護師、助産師として働いてきた自身の経験を語り、「国民の声を受け止めるまっとうな政治をみなさんとつくりたい」金権腐敗事件が相次いだ江東区で「自民党に任せるわけにはいかない」と述べ、「昨年12月の区長選で市民と野党の共同候補として闘った経験を生かし、区民の声を国政に届けたい」と訴えました。

写真下(「赤旗」新聞より)は、左から、江東市民連合共同代表の宇都宮健児弁護士、衆院議員の櫛渕万里さん、社民党の福島みずほ党首、酒井候補、日本共産党の田村智子参院議員、立憲民主党の蓮舫参院議員、立憲の吉田はるみ衆院議員。

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島根1区 亀井亜紀子候補
衆院島根1区補欠選挙は、文字通り与野党対決です。
立憲民主党前衆院議員の亀井亜紀子さん(日本共産党は自主支援)が松江市で第一声を上げました。
亀井さんは、自民党の裏金問題などにふれ、「もう声を上げましょうよ。島根県から声を上げ、この自民王国を崩すことによって日本の政治を変えよう」と呼びかけました。

日本共産党県委員会の上代善雄委員長は3月に記者会見し、自民党の腐敗政治への厳しい審判が必要だとし、「自民党の議席を減らすために野党候補を一本化し、亀井氏の勝利のために全力を挙げる」と発表。私も13日・松江市で開催の日本共産党演説会で、亀井さんの勝利に全力をあげると訴えました。

 

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長崎3区 山田勝彦候補 

長崎3区では、自民党は候補者を立てられず、立憲民主党の山田候補(日本共産党は自主支援)と、日本維新の会の井上翔一朗候補との一騎打ちとなりました。
第一声で山田候補は、物価高で国民生活や中小企業経営が厳しく、消費税インボイス増税・防衛増税までやられるなか、自民党議員は裏金で脱税し、自民党に献金する企業ばかりが政策的に優遇されていると批判し、「二度と裏金・脱税・金権政治を許さない。その民意を県民の皆さまとともに全国に届ける」と述べ、同時に行われる東京15区、島根1区とともに3補選勝利で政治を変えるうねりをつくるよう呼びかけました。