外務委質問。憲法違反の「陸自部隊参拝」裏付ける資料を暴露。

2024年04月6日

報告です。4月3日、陸上自衛隊幹部による靖国神社への集団参拝を2月13日の予算委員会質疑に続いて衆院外務委員会で取り上げました。

やっぱりーー「私的」参拝ではなく、まぎれもない「公務の部隊参拝」だった。動かぬ証拠ここにアリ!ーー
私は、独自入手した文書を示し、参拝が「公務」として計画されたことを明らかにしました。

陸上幕僚監部の小林弘樹副長(当時)らは1月10日の参拝にあたり、「実施計画」を作成。
防衛省は、私の開示要求に対し、一部を黒塗りしたもの(資料①)を提出。

今回、私が入手した文書は、黒塗りがない原本の写しで、「装備計画部」と部署名が明記されたもの。(写真下)

私は、「これは、実施計画が『私的文書として作成されたもの』ではなく、装備計画部が公務として作成したのは明らかだ」と迫りました。
鬼木誠防衛副大臣は、「(担当者が)所属部署を便宜的に記載したもの」と答えざるを得ませんでした。

もう一つ。陸上幕僚監部が内局の人事教育局からの聴取をまとめた「私的参拝」とするための6要件(表)を提示(資料⑤赤字のところ)。
「この文書からしても、公用車を使用し、勤務員を随行させた小林副長らの行動は、私的参拝の要件を満たさない。『部隊参拝』を禁じた事務次官通達に違反することを承知の上で参拝したということだ」と述べ、調査結果の撤回、やり直しを求めました。

 

 

 

部隊参拝を裏付ける資料がこれだ。装備計画部と部署名が書いてあるではないか!

 

 

 

質問する私

 

答弁の鬼木防衛副大臣(写真下)

 

 

 

資料集① 「日付の下が黒塗り」

 

資料②

資料③

 

資料④

 

資料⑤赤い字による6項目。

 

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