政倫審幹事懇、自公は政倫審開催拒否=「幕引き」の姿勢。許せん!//ぶら下がり//『動画』

2024年03月22日

21日、自民党の政治資金パーティー裏金づくりめぐって、衆院政治倫理審査会(政倫審)の幹事懇談会が開かれました。

 

日本共産党、立憲民主党、日本維新の会の3党は、政治資金収支報告書の不記載があった衆議議員51人のうち、政倫審で弁明したのは、岸田文雄総理を入れても6人、残りの45人の出席を実現するため、自民・公明両党に政倫審としての審議議決に賛成の対応を求めました。
参院では、不記載の31名について、自民、公明も含め全党が賛成し「申し立て」を行い、政倫審への出欠意思確認を議決しています。衆院でも同じことを共産、立憲、維新の三党は要求したのです。

ところが、自民党は「もう政倫審に出て説明責任をはたすべき疑惑を持たれている議員はいない」などと居直って、議決を拒否しました。
要するに、自民党は、政倫審をこれ以上開かない姿勢を示しました。公明党は「持ち帰って検討したい」と述べました。

私は幹事会で、「自民党の議員が疑惑を持たれており、政倫審は、その議員の『申し出』で開催するか、議決によって『申し立』で開催するか二つある」。
「議員から申し出がない場合、政治倫理審査会の議決、開催し『政治的道義的て責任があるかどうか』を審査すれば良い」「不記載、裏金づくりは議員の行為規範規定に反する違法行為ではないのか」「議決に応じないという態度は、一連の疑惑を否定することだ」と厳しく批判しました。

共同のぶら下がりで、立憲の寺田学氏が、幹事会の議論の内容、自民。公明両党の理不尽な態度を報告しました。

 

私は、「政倫審の審査で疑惑は一層深まったというのが多くの国民の声だ」「『もう疑惑を持っている議員はいない』との表明は、国民世論とあまりにもかけ離れている」と強調。

「政倫審の開催で疑惑の『幕引き』を狙ったが失敗し、今度は政倫審自身の開催を幕引きするという自民党の姿勢は断じて許されない」と述べました。

 

 

*******