BS日テレ「深層NEWS]に出演、参院選、野党統一候補11選挙区の勝利を語る

2016年07月12日

11日22時からのBS日テレ「深層NEWS」に出演、都知事選挙、参院選の結果と今後の政治改題(憲法改正、経済対策)等を議論。 出席は、下村博文(自民党総裁特別補佐)、長妻昭(民主党代表代行)、石田祝稔(公明党政調会長)の各氏。キャスターはいつものように、小西美穂、吉田清久の両氏でした。

深層メイン

参院選での野党共闘の効果について問われ、私は、まず一人区32のすべてで野党統一候補が実現したことが重要だと述べ、そのうち11で勝利することができた。前回は野党系が2しか勝っていない。それに比べれば大きな前進だ。内容も大事だ。新潟では森(ゆうこ)候補は56万票をとって勝利した。共産・民進・社民・生活の票(比例票)を合わせた43万票より12万票も多い。野党統一の効果がいかんなく発揮された。このことを確信に、第一歩とみて次に進んで行きたいと主張しました。

深層全景

 

次に、憲法改正問題について議論になりました。私は、自民党改憲草案には、憲法9条2項を削除し、「国防軍の創設」を明記していることを指摘し、狙いはここにあると強調。FNNの開票特番で、総理の選挙演説を全部調べて、経済対策・アベノミクスが321回、憲法改正問題はゼロとの報告されていたことを紹介。しかし(選挙にあたっての)党首討論で、憲法9条変えるのかとの問いに、「変えない」とは結局言わなかったと指摘し、争点そらしとごまかしで9条改悪をねらう安倍総理の手法を厳しく批判しました。

深層幕間

 

都知事選挙については、メディアの報道が、候補者のことばかりに偏っていることを指摘し、知事が二代にわたって政治とカネの疑惑でやめたこと、舛添氏の反省も謝罪もない、候補として担ぎ上げた自民・公明両党の責任を明確にする必要がある。その上で、都民の声に応えて、都政の抜本的刷新、待機児童問題を含む福祉の問題、オリンピック・パラリンピックと費用の問題、憲法を守る問題など争点を明確にする必要がある。私たちは参院選挙を闘った野党と市民の共同という枠組みで臨んでいきたいと主張しました。