29日、政倫審。岸田総理への追及の8分間。真相解明の努力なし!

2024年03月2日

報告です。29日衆院の政治倫理審査会が開催。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件をめぐり、岸田文雄総理と二階派の武田良太氏が出席。

 

私は、8分間という短時間でしたが、裏金づくりについて真相解明の努力を岸田総理が果たしてきたのかを追及しました。

朝日新聞が私の審査を掲載しました。写真下がその切り抜きです。

 

私が、裏金づくりの政治資金規正法違反の認識をただすと、岸田総理は「それぞれの議員が修正の作業を行った。法にしたがって検察が判断したもの」と答弁するではありませんか。
「法の理念に反しているという認識がない」とは驚き。

私は、「裏金問題は、だれが何のために、いつからこのシステムをつくったのかが問題になる」、岸田総理自身が弁明で「遅くとも十数年以上前から行われていた可能性が高い」と述べており、森喜朗元首相など関係者に確認したのか問いましたが、さらなる調査を行う姿勢は皆無でした。

安倍派がいったん裏金づくりをやめると決めながら復活させた経緯についても、岸田総理は「結果として経緯は十分確認できなかった」と述べるだけでした。
安倍派の事務総長や幹部に聞いたのかを問いただしても、「ヒアリングの中で質問したと報告を受けている」と逃げの姿勢に終始しました。

結局「岸田総裁の答弁は(自民党の調査)報告書の内容をなぞっているだけ」でした。ここには、自民党ぐるみの裏金づくりの真相解明の姿勢など全くないことがはっきりした審査でした。

 

「弁明」を行う岸田文雄総理大臣。

 

 

 

 

 

 

弁明する武田良太