与野党国対委員長会談。「裏金問題は自民党の責任で全容の公開を!被災者支援法の拡充」を主張。

2024年01月27日

1月26日、通常国会の召集にあたって、国会を構成する全党・会派の出席による与野党国対委員長会談が開催されました。

 

自民党の浜田靖一国会対策委員長は、冒頭、国政上の課題は多い、円滑な国会運営に努めていきたい、政治とカネの問題では迷惑をかけているとの発言がありました。

私は、まず緊急の課題として、能登半島地震の被災者支援について「被災者生活再建支援法の拡充に力をあわせる必要がある」と強調しました。
自民党の裏金問題については、安倍派99人の議員のうち約半数の40人しか認否を明らかにしていないと指摘し、「自民党が責任をもって全容を明らかにする必要がある。自民党国対自身が公表等に責任を持つべきだ。大事な点は真相の究明だ。今後証人喚問、参考人招致が必要になる。その際、証人喚問や参考人招致に応じるべきだ」と要求しました。

各党・会派の発言を受け、浜田氏は「政治とカネの問題を解決しなければならず、説明をしっかりするのは当然だ。野党の意向を真摯にうけとめながら対応していきたい」と述べました。

能登半島地震災害への対応について、被災地の状況も踏まえながら衆議院の災害対策特別委員会の委員を現地に派遣することを方針を確認しました。

会談は与党側が呼びかけたもので、日本共産党、自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、有志の会、教育無償化を実現する会、れいわ新選組、社民党の10党・会派が出席しました。