「西陣織大会」&「西陣織新市場開拓作品展」を井坂博文氏と訪問。

2023年11月13日

報告です。11日、「西陣織大会」「西陣織新市場開拓作品展」を、衆院京都1区予定候補の井坂博文氏と訪問しました。

 

 

今年は、例年の帯地や着物、金繍、ネクタイなどの他に、「新市場開拓作品」の展示もあり、楽しむことができました。こちらは、着物の生地を活用して作ったスマホ入れです。着物を着て歩くとき、肩からかけると洒落ていてよいかもしれませんね。

 

 

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会場の西陣織会館に早めに着くと、ちょうど「空引機(そらびきばた)」の実演中

 

 

これは、西陣織工業組合が1967年の「西陣呼称500年記念事業」として、わずかに残っていた資料や古老のみなさんの記憶を頼りに完全復活されたもので、私もその実演は初めて拝見しました。

 

 

3人の職人さんが、見事の織物を織り上げる工程に、大変感動しましたが、空織機による最古の国産織物(現存するもの)は法隆寺にある飛鳥時代(540~645年)の蜀江錦(しょっこうき)といわれており、当時から精密な織物を営んでいた先人たちの知恵と技にも感服しました。

空引機は高さ約3・5メートル。2人の織り手で扱い、1人は織機の上に座り、図面を見ながら文様にあった経糸(たていと)を引き上げる。もう1人は、その動きを確認しながら緯糸(よこいと)を通す。織機の横にはサポート役が立ち、糸が絡まないよう3人の息を合わせて慎重に織り進める。1時間で3センチほどしか織れないそうです。

 

 

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