10日、外務委質問(第1弾)「イージス搭載艦と米軍との『共同交戦』」を追及!

2023年11月12日

お知らせしたように、10日の衆院外務員会で、①イスラエルの軍事攻撃と日本政府の対応について、②イージス・システム搭載艦の導入問題について質問しました。

今回は、②部分の「イージス搭載艦と米軍との 『共同交戦』について」の質疑を報告します。「赤旗」が的確に報道してますので、紹介します。

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「日本共産党の穀田恵二議員は10日の衆院外務委員会で、政府が導入を進めるイージス・システム搭載艦が、敵基地攻撃を前提にした「日米一体」の体制づくりである問題を追及しました。

穀田氏は、イージス・システム搭載艦の取得経費が2021年の見積もりから1・6倍に増加し、関連経費などを含め9000億円に上ると指摘。5年間で43兆円の大軍拡がさらに上振れし、国民負担が増大すると警告しました。

その上で穀田氏は、同艦には米国製トマホークなど敵基地攻撃能力に使用可能な兵器が満載されると指摘。遠方の攻撃目標の情報を他の艦船や航空機と共有する「共同交戦能力(CEC)」が備わっていることも明らかにしました。宮澤博行防衛副大臣は「(CECを有すれば)米軍のイージス艦との情報共有は可能だ」と認めました。

さらに穀田氏は、CECで共有した情報を基に、自らレーダーを出さなくても遠方目標へのミサイル攻撃が可能な「遠隔交戦(EOR)」を追及。宮澤氏は、「EORの日米共同実施も理論上可能だ」と認めました。

穀田氏は、極めて重大な答弁だと指摘。「情報共有だけでなく、日米一体で攻撃を行うということだ」と批判しました。

穀田氏は、これらの機能は集団的自衛権の行使を念頭にした敵基地攻撃の体制整備の一環だと主張。米軍主導の「統合防空ミサイル防衛(IAMD)を日米一体で運用するための具体化であるのは明白だ」と指摘し、断じて容認できないと強調しました。

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資料1

 

資料2

資料3