「11・3 憲法集会IN京都」で挨拶。福山和人弁護士(京都市長選予定候補)と共に憲法ウオーク。

2023年11月5日

 

夏のような陽射しで暑いぐらいの秋晴れのなか、円山野外音楽堂で開催された「11・3憲法集会IN京都」に、井上さとし参院議員、堀川あきこ衆院近畿比例・京都2区重複予定候補と一緒に参加し、日本共産党を代表して挨拶しました。約1500人が集まりました

主催者を代表して、憲法9条京都の会代表世話人の木戸衛一(大阪大学元教授)氏が開会のあいさつを行いました。

 

 

集会のメインの講演は、猿田佐世弁護士(新外交イニシアティブND代表)による「戦争を回避せよ~憲法9条を生かした平和外交とは」
閉会のあいさつは、同志社大学大学院教授の岡野八代さんが行いました。(なお、社民党、新社会党、れいわの代表も連帯のあいさつを行いました。)

講演後のデモ行進(祇園石段下)でご一緒しました。私の右となりが猿田さん。

 

 

私は、イスラエル・ガザ紛争について、「ハマスの蛮行を強く非難する。同時にイスラエルの国際人道法違反の行為も明白であり、厳しく糾弾する」と切り出しました。「日本共産党は、世界の世論でイスラエルの蛮行を包囲し、直ちに人道的休戦を行うよう強く求める」、「それにしても岸田政権は、アメリカ言いなりで国連決議に棄権するお粗末。こうした態度も厳しく批判したい」と表明しました。

 

 

その上で、私は「実際に今、大軍拡が暮らしを脅かしている」と指摘し、「43兆円の財源をひねり出すために、国公立病院の建て替え積立金をも召し上げ、その結果、建造70年もの老朽施設はそのまま、人事院勧告に基づく賃上げさえ半分に値切る始末だ」と批判しました。

また、「辺野古米軍新基地建設強行への新たなたたかいが始まっている」として、「辺野古新基地建設強行の代執行は許されない。もともと、代執行は、『放置することにより著しく公益を害することが明らかであるとき』に限定されており、『沖縄県民の民意に反し県内移設に固執してきた政府こそが『著しく公益を害して』いるのではないか。その根底にある日米安保条約こそ廃棄すべきだ」と訴えると、会場から大きな拍手が起こりました。

さらに私は、「今年は、太平洋戦争の学徒動員から80年、同時に堀川さんと私が卒業した立命館大学にある反戦・平和の象徴『わだつみ像』建立70年の節目の年だ」「なげけるか いかれるか はたもだせるか きけ わだつみの声」を胸に刻み、「新しい戦前にならぬよう」に、大きなたたかいを京都から起こそう」と力を込めて訴えました。会場いっぱいの大きな声援と拍手をいただきました。ありがとうございます。

この日の集会では、憲法施行78年であると同時に「文化の日」でもあり、西陣でがんばる児童劇団「やまびこ座」の子どもらが勇壮な和太鼓や演舞を披瀝しました。

 

 

最後に、私は「参院徳島・高知補欠選挙での市民と野党が支持した広田一氏の勝利を受け、日本共産党と立憲民主党の党首会談で、総選挙に向け『連携と力あわせ』を確認した」ことを報告。「来春の京都市長選挙、福山和人氏の勝利を。日本共産党は、その先頭に立ってたたかうことをお誓いしたい」と訴えを結びました。

写真は、京都市長選挙に立候補を表明している福山和人弁護士(私の右)も加わってデモ行進。なお井坂博文氏も、駆けつけ、日本共産党の隊列に参加しました。