共産・志位委員長と立憲・泉代表が党首会談。両党は「総選挙で、連携と力合わせ」を確認。
2023年10月24日
23日、日本共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の泉健太代表が国会内で会談。
臨時国会での連携・協力を確認するとともに、次の総選挙に向け、両党が「連携と力合わせ」をしていくことを確認しました。
泉氏は、会談で今臨時国会での協力を呼びかけるとともに、22日に投開票された参院徳島・高知選挙区補選で野党候補の広田一氏の勝利を喜び、協力に謝意を述べました。その上で、「次の総選挙で与党の議席を最小化するために、連携と力合わせをしていきたい」と表明しました。
志位氏は、「国会での協力は当然進めていきたい」と述べ、補選の結果について「岸田政権に対する痛打であり、市民と野党の共闘の大事な勝利だ」と表明。
泉氏から総選挙での「連携と力合わせ」の要請を受け、「立憲民主党から、何らかの形で連携、協力の意思が明示されれば、前に進むことができると話してきた。泉代表の表明をうれしく思う」と応じました。
志位氏は、岸田政権が敵基地攻撃能力保有と大軍拡の暴走、物価高騰に対して無為無策、憲法9条改定に危険な前のめりの姿勢を示しているとして、「自公政権を倒さなければならい。そのためには、市民と野党の共闘、連携と力合わせをしていくことが非常に大事になってくる」とし、「第一歩の合意ができた」「政策的にも、暮らし、平和の問題、憲法など太いところで大義の旗印を示せるよう、市民連合の皆さんとも協力しながら進めていきたい」と表明しました。
志位氏は、会談後の記者会見で、「今日の合意は、共闘の具体化に向けての土台、第一歩が確認された点で、大きな意義がある。市民と野党の共闘の再構築が前に進むようにしたい」と述べました。
会談には、日本共産党から小池晃書記局長と私、立憲民主党から岡田克也幹事長、安住淳国対委員長が同席しました。
