衆院近畿比例予定候補の「そろい踏み街頭演説」で訴え@京都(百万遍、四条大宮、宇治)

2023年10月10日

9日、衆院近畿比例ブロック予定候補の「そろい踏み街頭演説」が、京都の百万遍交差点、阪急四条大宮駅前、JR宇治駅前で行われました。

近畿ブロック比例予定候補のたつみコータロー、堀川あき子(京都2区重複)、清水ただし(大阪4区重複)、こむら潤(兵庫8区重複)の各氏と一緒に訴えました。

四条大宮には、井坂博文衆院京都1区予定候補、宇治駅前には、かみじょう亮一京都6区予定候補
も参加、訴えました(写真は、百万遍交差点で集まった聴衆にエールで交歓する比例候補と私)。

 

 

冒頭、私は「来る総選挙での日本共産党勝利をめざす比例近畿ブロックの候補者は、多士済々、ジェンダー平等、試されずみの候補者」「今度の選挙は、ズバリ、政党選択の選挙。きょうは、ええ話を聞いたなあと感心するだけでなく、日本共産党はどういう党かを知って、ぜひ、知り合いに広げていただきたい」と訴えました。

 

 

その上で、私は「日本共産党の特質」として、「1)財界・大企業中心の政治の歪みをただし、国民に希望の道を示す党。2)アメリカ言いなりの大軍拡に真正面から立ち向かい、平和の対案を示す党」と強調。

自民・公明政権のもとで、「長期にわたって経済の停滞と衰退、暮らしの困難が続いているところに、物価高騰が襲いかかっている」が、「問題は、責任は誰にあるのか、どうすればそこから抜け出すことができるのか」だと指摘。
日本共産党は、「経済再生プラン」を発表し、賃上げを最低賃金時給1500円に引き上げる、大企業の500兆円を超える内部留保に課税して10兆円の財源をつくり、中小零細企業の賃上げの財源をつくる。
一方経団連はどうか。少子化・子育て対策の財源として、『消費税の増税から逃げるな』と言った。言語道断だ」「私は『財界こそ、法人税を元に戻す増税から逃げるな』と言いたい」と述べ、「NHKのテレビ討論で提起したら、その部分の発言がSNSで大きく拡散している」と紹介しました。

写真したは、JR宇治駅前。

 

 

アメリカ言いなりという点では、米国の戦略(統合防空ミサイル防衛=他国領域への先制攻撃を含むミサイル防衛と敵基地攻撃を一体化)につき従って、軍事費GDP比2%、43兆円もの大軍拡を進める岸田政権を批判し、維新の会が「核の使用にメリット」「核が最大の抑止力であることから目を逸らすべきでない」「改憲発議を来年7月までに」と、大軍拡と改憲をあおっていることを痛烈に批判しました。

日本共産党が日中間の困難の打開への「提言」も示し、平和外交を貫く党であることを紹介すると、聴衆から大きな拍手が起こりました。写真は、声援を送る百万遍に集まったみなさん。

 

 

最後に、戦前も現在も、日本共産党に対して行われる反共攻撃と反共キャンペーンは、蜷川虎三・元京都府知事が喝破したように「戦争への道」であると指摘。

百万遍では、「1947年の初の統一地方選挙で、当時の6大都市で初めての日本共産党議席を獲得した、旧安井病院(現あすかい病院)の安井信雄さんは京大の経済学者・河上肇の主治医でもあった」と紹介。「河上肇のお墓は左京区の法然院にあり、その歌碑には『たどりつき ふりかえみれば 山川を こえてはこえて きつるものかな』と、日本共産党に入党した喜びを語った。日本共産党を強く大きくして、総選挙を勝ち抜こう」と呼びかけました。

写真下は、百万遍で訴える右から順に、たつみ、堀川、清水、こむらの各比例予定候補と私

 

 

 

 

四条大宮では、「100年前、京都の共産党は上京区で生まれた。谷善(谷口善太郎・清水焼)、国領(国領五一郎・西陣織)など、京都の伝統産業の労働者が作った党だ。
谷善は、田中角栄総理の日本列島改造、工業再配置促進法による中小企業つぶしに『待った』をかけた伝統がある。いま西陣織工業組合は、インボイス強行に延期を訴えるに至っている。こうした激動に注目し、大いに共同のたたかいを広げよう」と訴えました。

写真下は、四条大宮で訴える井坂京都1区予定候補

 

 

四条大宮には、京都4区の「演説会」に向かう途中の山添拓参院議員(京都向日市生まれ)が飛び入り参加。みんな大喜びでした。右端は司会を務めた、くらた共子市会議員。

 

 

宇治駅前では、「ここ宇治は、あの山宣を生んだ地だ。京都ゆかりの画家・竹久夢二は、花やしきも訪れ、山宣の妻・千代夫人をスケッチするなど交流があった。山宣は、夢二に『民衆の心をつかんだ夢二さんの絵は50年、100年後になっても残り、時代が経つほどに素晴らしくなるだろう』と述べた。
まさに100年後のいま、関東大震災での新聞への投稿で「自警団遊び」をやめようの原画を見ることが出来る。「朝鮮人と社会主義者が内乱を起こした」のデマを流布し多くの人々を虐殺した。この風潮が煽られた時代に勇気をもって、告発・提起した歴史の事実を想起する必要がある。
1928年3月15日、日本共産党への大弾圧。まさに共産党への弾圧が戦争への道であったことは歴史の教訓ではないか。
私たちは、反共バッシングに負けず、反戦平和の党、日本共産党の前進を、と訴えて行こうではないか。総選挙での躍進を!と訴え
ました。

写真下は、宇治駅前で訴える、たつみ予定候補

 

 

宇治駅前では、あいにく小雨が降りました。比例そろい踏み宣伝はどこでも好評でした。ありがとうございました。

写真下は、訴える、かみじょう京都6区予定候補。

 

 

手を挙げて、感謝の意を表す比例候補と私。左端は司会を務めた水谷修京都府会議員。