東京新聞企画展「夢二の震災ルポと都新聞~関東大震災100年の記憶~」を鑑賞。

2023年09月21日

先頃、私は、竹久夢二美術館を訪ねました美人画で人気を博した画家の竹久夢二が、関東大震災直後の東京を伝える挿絵付きルポ「東京災難画信」に注目し、「自警団遊び」原画を紹介しました。
今度は、東京新聞が、企画展「夢二の震災ルポと都新聞~関東大震災100年の記憶~」を行っていることを知り、東京新聞(中日新聞東京本社、千代田区内幸町)の本社1階ロビー訪ねました。
来年9月に創刊140周年を迎える東京新聞による特別展示で、当時の都新聞(東京新聞の前身)を展示したものです。
竹久夢二美術館では、「自警団遊び」の原画を鑑賞今回は、その挿絵と文を掲載した新聞の現物を見ることが出来ました。 

1923年の関東大震災に乗じて、官憲らが朝鮮・韓国・中国の人々、そして日本共産党の先達らをはじめ社会主義者を虐殺した歴史の事実を忘れまい。そしてその後、中国侵略へと進んでいったことを語り継ごう。
「戦争への道をストップを」と決意を固めました。

なお、この企画展は好評で、9月30日まで延長されたました。
「東京災難画信」のほか、震災発生直後の都新聞の実物や、復興に向かう東京の写真などを展示する。
9月30日までの午前10時~午後5時(日曜休み)。観覧無料。ぜひ、お出かけください。
写真下が「自警団遊び」の挿絵と文が載った「都新聞」です。