民医連上賀茂診療所元所長・田中道明先生が逝去。心からお悔やみ申し上げます。

2023年09月14日

14日、長く私の健康を支え主治医であった田中道明医師が逝去されました。民医連上賀茂診療所、かもがわ診療所の元所長を務め、北病院の院長を務めました。

心からお悔やみを申し上げます。
写真下は、2011年10月2日の「田中道明先生の傘寿を祝う会」です。(田中道明先生のお隣は三一子夫人。あいさつするのは天草から駆け付けた溝脇千歳元看護士)

 

私は、次のような弔電を送りました。

田中先生は、昭和37年上賀茂診療所着任以来、上賀茂、西賀茂、市原の地域の医療活動、生活と健康の相談会、社会保障と医療の学習会を、スタッフ、住民と一緒に取り組み、広く「生活と健康を守る会」をつくりあげました。
民主医療機関の原点ともいうべき活動を展開し、地域における健康の向上と社会保障の充実に尽力されました。
まさに「現代の赤ひげ」として、住民に親しまれました。

患者さんの話をじっくりお聞きし、診察が長いことも有名でした。

私は、日本共産党の専従職員の時代からお世話になりました。選挙候補者活動をするようになってからは、先生はどんな時でも選挙応援に駆けつけてくれました。選挙の応援だけではなく、選挙中の健康面を支えていただきました。
まさしく私の「主治医」で、先生には当時看護師さんだった溝脇千歳さんと一緒に、ことあるごとに往診していただきました。不思議なもので、先生の診察を受けると和らぎ、こんにちまで、元気に活動しており、感謝にたえません。

先生を中心にした海外旅行には、私の連れ合いもOGの方々とグループを組み、お得意のカメラによる写真交歓会なども忘れえぬ思い出です。

思いは尽きません。先生は、日本共産党の前進に心を砕いていただきました。先生の遺志を継いで奮闘することを誓ってお別れの言葉とします。