祇園祭(後祭)の「大船鉾」の”曳き初め”に参加!

2023年07月21日

祇園祭・後祭(21~23日・前祭と違い、屋台・露天や歩行者天国はなし)に先立ち、20日、私も友の会の一員である「大船鉾」の「曳き初め」に、昨年に続き参加しました。

 

 

写真は、「えんや~!」のかけ声に合わせて綱を引く私
保育園児も、町内の人も、観光のみなさんも一緒に曳きました。

 

 

こちらは、鉾を組み立てる四条町大船鉾保存会のみなさん

 

 

(大船鉾保存会のブログより)幕末の騒乱で鉾本体を焼失以来、長らく山鉾巡行に参加できずにおりましたが、多くの皆様方より温かいご支援をいただくことができ、焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭り巡行への復帰を果たしました。ここに改めまして皆様方のご支援ご厚情に深く感謝申し上げます。
しかし、山鉾巡行への復帰は果たしたものの、大船鉾の復興事業は未だ途半ばにあります。

 

大船鉾にまつわるウンチクを少々。

 

まず、大船鉾の大きな車輪。これは、2014年の巡行復帰より、菊水鉾から退役した車輪4厘を寄贈していただき補修して使用とのことです。重さは400キロもあると。来年度をめどに新造の寄付を募っていると話がありました。

2020年は、龍頭の金箔、迫力ありましたね。少しづつ完成へと努力されています。

 

 

大船鉾を後ろから見てみると、車軸を吊る縄が見えます。江戸時代から続く伝統技法。よく見ると「男着物の衿」状で、右が下、左上になっているのだそうです。来年はもう少し詳しくお聞きしますね。

もう一つ、祇園祭大船鉾友の会会報「凱旋」によると、「海老が飾り」で、海老は赤くなりその色が邪を祓う」と記しています。赤は邪気を祓うのです。