”龍頭”の漆箔が完成した祇園祭「大船鉾」を訪問

2020年07月25日

 

23日、龍頭の漆箔が完成した「大船鉾」を訪問しました。

 

 

大船鉾の龍頭は、復元されたものの白木のままでしたが、京都府仏具協同組合の施工でこのたび金色の漆箔が完成。本来は今年の祇園祭・後祭りでお披露目でしたが、コロナ禍の影響で実現されず、関係者に披露されました。ご覧ください。この勇壮で迫力満点の龍頭。

 

 

このほかの、大船鉾の装飾品についても順次新調するとか。例えば水引6枚を、年1枚づつ6年かけて新調しているということで、今年、新調された水引を見せていただきました(写真下のもの。手前が古い水引、奥が新調されたもの。見にくくてすみません)。

 

 

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写真は京都新聞より

17日の祇園祭・前祭(さきまつり)は23の山鉾保存会代表者らが、下京区の四条通烏丸交差点から八坂神社四条御旅所まで徒歩で巡行。新型コロナウイルスの影響で中止となった山鉾巡行に代わる行事で、代表者は榊を手に1列になって四条通を東進し、御旅所で八坂神社に向かって遙拝しました。

 

 

24日の後祭は、11の山鉾保存会の代表者が、山鉾に見立てた榊を手に、中京区の三条通烏丸から下京区の四条御旅所まで徒歩で巡行。「祇園会」の旗を先頭に、かみしも姿の代表者が1列になって三条通や寺町通を静かに進みました。