洛南地区委員会主催の「国政報告街頭演説」＠近鉄大久保駅前で訴え
2023年06月6日
報告です。3日、線状降水帯による大雨一過の京都府宇治市で、日本共産党洛南地区委員会主催の「国会報告街頭演説」が行われました。
水谷修京都府会議員と訴え（写真）ました。司会は徳永みき宇治市会議員が務め、宮本繁夫、山﨑たすく、谷上晴彦、坂本ゆう子の各宇治市会議員、渡辺俊三、山崎恭一の前宇治市議、ごどう辰文城陽市会議員らも参加しました。
駅前には100人ほど集まっていただきました。ありがとうございました。
私は、まず、Ｇ７広島サミットと採択された「広島ビジョン」について、「サーロー節子さんが『大変な失敗』と称したが、原爆資料館を見て被爆者の声と苦しみに心を寄せたのかどうかもあきらかにしない。一方で、「核兵器の『抑止力』を正当化する。これで何が被爆国の総理と言えるのか」と厳しく批判。
あわせて、「総理公邸での忘年会を行い、総理の長男だけでなく総理も写真撮影した事実が明るみに出た。公邸は公的施設そのものであり、総理大臣の政治的資質が問われる行動だ」と、この点も厳しく指摘しました。
続いて、国会報告として、①マイナンバーカード法、②入管法改悪、③原発推進5法、④軍需産業支援法と「殺傷能力のある武器輸出」問題について、詳しく報告。「こういうお話をすると、何か一方的にやられているかと思われるかもしれないが、そうではなく、今国会は日本共産党の論戦と国民的運動の発展で、たいへんな『せめぎあい』の状況にある」と強調。
とくに、入管法の参議院での審議を通じて、柳瀬房子難民審査参与員の発言をめぐって、法改悪の立法事実そのものがなくなっており、国会に押し寄せる反対のデモが、日に日に勢いを増していることなど様子をリアルに報告しました。
さらに私は、「戦争への道か、憲法に基づく平和の道か」として、大軍拡・大増税の「軍拡財源確保法」と敵基地攻撃能力保有について訴えました。
「このことが憲法違反であり、アメリカの戦略（ＩＡＭＤ）に付き従うことにより、何が起こるか」と提起。
「私の国会論戦（外務委員会の質疑）で、そうなれば『報復を受け甚大な被害を受ける可能性』を浜田靖一防衛大臣が認めた」と紹介。
「そのもとで、当然のロジックとして出てくるのが、『基地の強靭化・地下化』であり、この宇治や祝園弾薬庫、桂、舞鶴、福知山の基地強靱化が問題になってくる』と指摘しました。
その上で、5月31日の外務委員会で取り上げた「長距離ミサイル配備、南西地域・沖縄での戦闘を想定」についてパネル（写真）を示しながら、沖縄県議会で採択された「意見書」に言及。
その中で、「沖縄が再び戦場になることにつながる南西地域へのミサイル配備など軍事力による抑止ではなく、外交と対話による平和の構築に積極的な役割を果たすこと」「日中両国において確認された諸原則を遵守し、両国間の友好関係を発展させ、平和的に問題を解決すること」と指摘されていることを紹介。
「この内容は、まさに日本共産党の平和外交ビジョン、『日中活計の前向きな打開』を求める提言そのもの」と強調しました。
最後に「国民世論の動向の深い部分、変化に確信をもって、来るべき総選挙での日本共産党の躍進を」と結びました。