京都市南区の「国会報告 街頭演説」で訴え。

2023年05月16日

報告です。13日、京都市南区で開催された「国会報告 街頭演説」で、森よしはる京都府会議員とともに訴えました。
司会は、森田ゆみ子京都市会議員が務めました。

写真下は、4月の統一地方選挙で山内よし子府議の議席を見事に引き継いで当選した森府会議員。

 

 

私は、「統一地方選挙後初めての南区の宣伝。ベテランの井上けんじさんの議席を守れなかったこと、また、全国的にも一定の後退を余儀なくされたことを率直にお詫びしたい」と切り出し、「しかし、私たちはここで首を垂れているわけにはいかない。それは、平和と国民の暮らしがかかった重大な局面に立っているからだ」として、国会の状況を報告しました。

 

 

国会情勢に関しては、「岸田自民・公明政権、そして自民・公明・維新・国民の『悪政連合』の暴走は、ここに極まれりだ」として、国民皆保険制度の崩壊につながるマイナンバー法改悪案、移民・難民の人権を脅かす入管法改悪案、70年超えの老朽原発の運転を認める原発推進5法案、殺傷能力のある武器輸出を進める「戦争助長法」ともいうべき軍需産業支援法案の内容について告発し、「岸田内閣の暴走を止めるために、阻止のために全力を尽くす」と強調しました。

また、「戦争か平和かの歴史的岐路にある」として、敵基地攻撃能力の保有と大軍拡財源の確保法について報告。①敵基地能力の保有が、従来の自民党の憲法解釈を根本から転換し、憲法違反であること、②安保法制のもとで、敵基地攻撃能力を先制使用することの危険性と、それによる報復攻撃で日本が甚大な被害を受けること、だから核戦争にも耐えうる自衛隊基地の「強靭化」がされようとしていること、③敵基地攻撃が、アメリカの統合防空ミサイル防衛(IAMD計画)のもとで一体的にされる危険、④軍事費への国債発行を含めた、軍拡財源確保の問題点などについて、詳細に報告しました。

 

 

その上で、「日中関係の困難打開への日本共産党の提言」を紹介し、「日本共産党の憲法に基づく平和外交ビジョンとその実践が、いま注目を集めている」と紹介。

さらに、維新の会の危険な役割も紹介し、「戦争の準備でなく、平和の準備をという日本共産党がなかりせば、いま、国会はたいへんな方向に進む。こうした『悪政連合』に対峙して、私たちは、反戦平和を貫いた平和の党として、国民のみなさんと手を携えて、国民の平和、いのち、暮らしを守るために、旗幟鮮明にたたかい抜きます。みなさんのいっそうのご支持・ご支援を」と訴えを結びました。

雨の中、時間前からたくさんのみなさんにお集まりいただきました。ありがとうございました。