超党派の「日中友好議員連盟」総会開催。新会長に、二階俊博氏を選出。

2023年04月20日

19日、国会内(議員会館内)で、超党派の日中友好議員連盟の役員会、総会が開かれました。小渕優子議連事務局長が司会を務め、この間の活動の経過を報告しました。

 

 

一昨年秋に、会長であった林芳正氏が外務大臣に就任したことで空席となっていました。今回の総会で、自民党の二階俊博氏を会長に選出しました。

 

 

会長としてあいさつに立った二階氏は「昨年は、日中国交回復50年、今年は日中平和条約締結45周年という節目にあたる。かつて国交回復に努力した田中角栄総理と周恩来総理が50年先を望み展望した状況をつくれただろうか」と問いかけ、あらためて対話と交流を強め「大切な日中関係を改めて未来につなげていく。会員諸氏のご協力をお願いしたい」と述べました。

この後、各党代表が一言ずつ挨拶を行いました。

 

 

日本共産党を代表して志位和夫委員長は、「二階会長を全力で支える」と切り出し、「超党派の議連として日中の緊張を前向きに打開したい。平和と友好のために議連の果たす役割は大きい。2008年の『互いに脅威にならない』2015年の『対話と協議』、AOIPにともに賛成している国として一致点を大切にし、議連として平和・友好の土台をつくっていくよう努力したいと述べました。
日本共産党からは、志位氏、笠井亮衆院議員と私が参加しました。

 

 

今後の活動として、遅れている議連への入会を広く呼び掛けていくことを確認し、議連として、6月の通常国会閉幕後の訪問を検討することを決めました。議連の訪中が実現すれば2019年5月以来となります。また従来、行っていた秋の若手訪中団の派遣など積極的に議連活動を展開することを了承しました。