外務委質問①、統一協会関連団体へのODA資金供与、申請から承認に至るまで、岸田総理(当時外相)の関与が明らかに!

2023年03月30日

 

お知らせの通り、29日、衆院外務委員会で質問に立ちました。
セネガルにおける統一協会関連団体への政府ODA資金供与問題についてです。

 

 

質問を終えての感想から言いますと、統一協会関連団体への955万にものぼるODA資金供与、申請から承認・支出の指示にいたるまで、当時外務大臣であった岸田文雄・現総理の関与があったことが明らかになったことです。

もう一点は、反社会的団体である統一協会関連団体への供与資金の返金請求について、あいまいな態度でお茶を濁していることです。

 

 

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私は、セネガルにおいて統一協会の関連団体「世界平和女性連合」が運営する職業訓練校への政府開発援助(ODA)資金の供与が、2014年、15年当時外相だった岸田文雄首相の関与のもとで行われたことを明らかにしました。

要求に基づいて外務省が提出した資料、2014年11月に在セネガル大使館から外相あてに出された電信(下段の資料A)と、2015年2月に外相から大使館に送られた電信案(資料B)を提示。
これらは職業訓練校へのODA資金供与の申請と承認のさいの資料だと指摘。

「ODA資金供与は、案件の申請から承認・指示にいたるまで、岸田外務大臣の関与のもとで行われたということだ」「岸田外相の責任はまぬかれない」と批判しました。

 

 

さらに、外務省が17日の外務委員会で、資金供与先の団体と世界平和女性連合とは「関係がない」とする調査結果を示していたことに言及。
電信の添付文書には、資金供与を受けた団体が1995年に世界平和女性連合から約8千ユーロの機材を供与された経過(下段資料C)も記されていることを示しました。
「この記述一つ見ても、関係があることは一目瞭然だ」と述べて、なぜこれほどずさんな調査なのかと問いかけ、「外務省の調査がずさんだったのも、岸田氏自身が資金供与に関与したからに他ならない」と指摘しました。

林芳正外相は、「関連団体であるとまでの認識はなかった」などと答弁しました。

 

 

私は、「正体を隠した反社会的団体の統一協会の関連団体に国民の血税を供与した重大問題だ」と批判し、ただちに供与資金の返還請求を行うよう求めました。

 

 

 

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外務委員会で使用した主な資料です。

下は資料A

 

 

 

下は、資料B。

 

 

 

下は、資料C