激戦下京区に入り、西脇いく子府会議員(府会予定候補)と街頭宣伝

2023年03月26日

 

25日、激戦となっている京都市下京区に入り、西脇いく子京都府会議員と4カ所街頭演説を行いました。
なお、かまの敏徳市会議員(市会予定候補)は、別途、下京区西部の地域で路地裏宣伝、対話活動を行い約150件の対話ができたそうです。

写真下は、五条高倉「フレスコ」前。

 

 

私は、まず、西脇いく子さんのかけがえのない役割に関わって、3つの点について訴えました。

第一に、「地方自治体は、『住民福祉の向上』が本来の仕事であり、その気になればできることはたくさんある」ということです。子育てや住民福祉の仕事を行い、経済の好循環が生まれ、人口も増えて町財政も豊かになっている大山崎町政の経験も紹介。「子どもの医療費無料や中学校給食の実施に道を開いてきたのは、もともと保育園の調理師として子どもに寄り添った情熱を持つ、西脇いく子さんがいたからこそ」「しかもそれは、『オール与党』の妨害をはねのけ、住民と共同してあきらめず、粘り強くたたかって実現できたものであり、ここに日本共産党と西脇さんの真骨頂がある」と訴えました。

 

 

第二に、「下京のまちづくりに西脇いく子さんは欠かせない存在」だということです。「下京区の先達が、お金を持ち寄って作った番組小学校でもある元植柳小学校跡地などを大手ホテルに差し出すような京都市政に対し、かまの市会議員とともにノーを貫き、売却予定だった公有地に特別養護老人ホームの建設を提案し、ついに下京区に4つの特養ホームを実現できたことは、西脇さんをおいて語ることができない優れた実績である」と強調しました。

写真下は、西大路七条「ライフ」前。

 

 

第三に、「税金のムダ遣いをチェックする、かけがえのない役割」です。この点で、私も国会で論戦した北陸新幹線「延伸」問題について、「琵琶湖に匹敵する京の地下水が一体どうなるのか、これが枯れれば、京の酒づくりも、お豆腐も、和菓子も、お茶も台無しになる。また、甲子園球場の288杯分の大量の残土はどうするのか、2兆1000億円の建設費は一体いくらに膨張するのか。
こうした延伸をとにかくゴリ押しし、大手ゼネコンの仕事作ってやるやり方にきっぱりと反対している党は、日本共産党だけ」と力を込めました。
写真下は、七条七本松。

 

 

また、国政問題について、衆議院の予算委員会公聴会で、自民党推薦の公述人も、共産党推薦の公述人も、図らずも「新しい戦前」という同じ時代認識を示し、前者は「だから戦時体制づくりが急務」と強調したのに対し、後者は「だから戦時国家予算を止めて、平和の努力こそ大切」と述べたことを紹介。「このように、いま、戦争か平和かの歴史的岐路に立っている。反戦平和を貫いて101年。今こそ日本共産党が前進しなければならない」「ASEAN諸国が『紛争を戦争にさせない』と対話による外交努力を行っている経験に学び、『大軍拡ノー、戦争よりも暮らし、憲法9条を生かした平和を』と訴える西脇さん、かまのさんを引き続き府・市会に押し上げていただきたい」と呼びかけました。

写真下は、水族館前。