東寺(教王護国寺)の西門、東門で「弘法さん宣伝」

2023年03月22日

21日、東寺(教王護国寺)では弘法市が開かれており、東寺西門と東門で恒例の「弘法さん宣伝」を、森よしはる京都府会予定候補、井上けんじ市会議員(市会予定候補)とともに取り組みました。

この日は、共産党の宣伝のあと、自民党、維新の会、立憲民主党も宣伝したとのことですが、私は「日本共産党は、1989年の消費税導入以来、一貫してこの場所で『弘法さん宣伝』を続けている」と切り出し、統一地方選挙の争点や岸田自民・公政権の大軍拡、「戦争する国づくり」について訴えました。

 

 

私は、まず「東寺では、今月の『お大師さまのおことば』として、『滅(ほろ)ばざる者は法なり 墜(おと)さざる者は人なり』と言っておられる。これは、滅ばないものは法であり、それを廃れさせないのは人であるというところだと思うが、今の岸田政権は法を廃れさせることについては枚挙にいとまがない」と批判。

 

 

その一つとして、「岸田政権は、『異次元』の子育て支援などと言うが、その中身は『低次元』そのもの。出産手当に至っては、このこと自体は必要だが、その財源を後期高齢者の医療財政から流用するというとんでもない代物だ」と告発。

これに対して、「日本共産党は、1951年以来、国会で義務教育は無償という立場から学校給食の無償化を提唱し、粘り強く運動して、今日その道を切り拓いてきた」と強調。「子どもの医療費無償化の拡充についても、小中学校の給食実施と無償化についても、その妨害者が自民・公明・維新であり、実現のためにたたかってきたのが住民運動と共同した日本共産党だというのが、歴史の事実だ」と指摘しました。

 

 

また、第二に「憲法を破る『無法』」について批判。「(岸田政権の)敵基地攻撃能力の保有、43兆円もの大軍拡に対し、旗幟鮮明に反対を貫いているのは日本共産党。この党が伸びるかどうかに日本の進路はかかっている」と強調し、とりわけ維新の会は「抑止力と言うなら、『核が最大の抑止力であることから目をそらすべきでない』」とまで主張していると批判。

「いま、まさに『新しい戦前』という点では、岸田自民・公明政権と維新、そして我々は認識を同じくしているが、だから戦争への道、軍事大国化の道を進むのか、対話による平和の道を進むのかという点で厳しく対決している。
まさに今、歴史的岐路に立っている。ASEANでの『紛争を戦争にさせない対話』の努力に学び、大軍拡ではなく憲法9条による平和外交、大軍拡ではなく暮らしをと訴える日本共産党を大きく伸ばしていただきたい」と呼びかけました。