「バイバイ原発 3・11きょうと」集会開催される!

2023年03月12日

 

11日、「バイバイ原発3・11きょうと」集 会が、好天のなか、京都市東山区の円山音楽堂で開催されました。
私は、東日本大震災津波 岩手県釜石市合同の追悼式への出席のため釜石市におりましたので、集会には秘書の永戸辰夫さんが参加しました。以下は永戸さんの報告です。

また、政党代表として渡辺和俊日本共産党京都府委員長が壇上で紹介されました。

 

 

集会冒頭、3・11東日本大震災の犠牲者を悼み、参加者全員で黙とうを行いました。

 

 

集会への主催者挨拶は、今年は吉田明生京都脱原発原告団団長が行いました。福島原発事故から12年。京都では、大震災・原発事故の直後から、「若狭の原発群を動かすな」と様々な運動が展開されていますが、「京都脱原発原告団」は、裁判闘争をはじめたたかいの中心を担っています。

 

 

今年の基調講演は、龍谷大学教授の大島堅一さん。原発のコストがいかに莫大かという論考で大佛次郎(おさらぎじろう)賞を受賞しておられます。大島教授は、どの角度から見ても「原発は、もう、時代遅れだ」と力を込めました。

 

 

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以下、私が集会に寄せたメッセージで、集会参加の皆さんに配布されました。

 

「バイバイ原発 3・11京都」集会へのメッセージ

日本共産党国会対策委員長 衆議院議員 こくた 恵二

集会のご盛会おめでとうございます。毎年参加し、みなさんとエールを交換することを楽しみにしてきましたが、「3・11合同追悼式」と重なり参加がかないません。

さて、岸田首相を議長とするGX実行会議は昨年末、新たな原発推進政策を決めました。これは、政府自身が「可能な限り原発依存度を低減する」としてきた立場から、原発再稼働の加速、老朽原発の運転期間延長と新規原発建設へと大転換するものです。

東京電力・福島第1原発事故の反省も教訓も投げ捨てる新たな「安全神話」であり、「原発回帰」は断じて許されません。いまこそ、「原発ゼロ」、再生可能エネルギーの普及・拡大へご力を合わせましょう。