4党国対委員長会談。与党の28日予算案採決提案に反対、引き続き審議を行うべきと主張。

2023年02月28日

立憲民主党の安住淳、自民党の高木毅の両国対委員長は27日、国会内で会談。
2023年度予算案を28日の衆院予算委員会で採決することを合意しました。安住氏は採決の条件として、G7広島サミット後に衆院予算委員会の集中審議を行うことを要求し、高木氏はこれを了承しました。

これに先立って、国会内で、日本共産党、立憲民主党、維新の会、国民民主党の国対委員長会談を開催。
衆院予算委員会で、与党側から28日に2023年度予算案の採決、本会議への緊急上程・採決との提案を受けて、対応を協議。

 

 

各党から、2023年度政府予算案には反対する旨の意見表明がありました。
安住氏から、「質疑時間は、明日を入れて80時間を超えており、予算案の年度内成立という点でも、採決の条件は満たしている」と、「今国会の重要性からみて、広島サミット後、予算委員会の集中審議を要求し、これらが確約できるようであれば、予算案については採決を了としたい」との提案がありました。

 

 

私は、立場が違うと表明し、「あすの予算案の採決には反対だ」「敵基地攻撃能力保有の大軍拡や原発回帰の方針という政治の大転換、子育て政策など重大な問題について政府の説明はまったく不十分であり、十分に審議されていない」として、「引き続き審議を尽くすべきだ」と要求しました。今週いっぱい議論しても年度内成立には支障がないと述べました。
また、サミット後の集中審議は当然のことであり、予算案の採決の条件にすべきではないと主張しました。