宇治市「水谷さん、谷上さんとともに政治をかえるつどい」で訴え//萬福寺に魚梆を訪ねる

2023年02月14日

 

12日、京都府南部の宇治市内で、「水谷さん、谷上さんとともに政治をかえるつどい」が開催されました。
水谷修京都府会議員・府会予定候補、後半戦をたたかう谷上はるひこ宇治市会予定候補とともに訴えました。

 

 

私は、「地方自治体の役割とは何か」として、「それは、地方自治法でも明記されているように『住民の福祉の向上』にある。
今回の統一地方選挙ではまさにそのことが問われている」「国の悪政の下でも地方自治体が住民の暮らしを支える立派な役割を果たすことができる」として、「自治体幸福度ランキング」で関西で第一位、京都・大山崎町の実例を紹介しました。

 

 

その上で、「今、水谷府会議員が訴えたように、京都府は消防の広域化や府営水道の広域化・民間委託を進めようとしている。水道行政を『公』から民間ビジネスの儲けのために売る払うやり方は、すでに欧州では破綻しており、逆に『公』に戻す動きがある。
この運動の中心にいたのが、京都府知事選で、かじかわ憲さんを応援し、その後、東京・杉並区長となった岸本聡子さんだ」と紹介し、「行政の公的責任の後退の動きに正面から立ち向かえる水谷さんの勝利を必ず勝ち取りましょう」と呼びかけました。

写真は訴える水谷さん。

 

 

谷上はるひこ予定候補について、「高校の同級生や後輩が駈けつけ、心温まるお話をされた。
福祉一筋で頑張ってこられた谷上さんの訴えと合わせてお聞きするにつけ、谷上さんの人柄がにじみ出ているではありませんか。山崎きょういちさんからバトンを受ける谷上さんはじめ、何としても7人の宇治市会議員団を必ず」と訴えました。

写真は、訴える谷上さん。

 

 

私は、さらに、国政問題について「岸田政権の敵基地攻撃能力の保有、43兆円もの大軍拡に、明確に反対の旗幟を鮮明にしているのは、日本共産党しかない」と力説。

 6日の衆院予算委員会の私の質疑を通じて、浜田防衛大臣が「日本が攻められてもいないのに、アメリカの行う戦争に巻き込まれ、日本に甚大な被害が及ぶ、『戦火を招く危険』がある」ことを認め、さらに、「日本も報復攻撃をすることによって、全面戦争の危険性がある」ことが明らかになったと紹介しました。

同時に、「水谷さんも政治の変化を訴えられたが、この間、大きな世論の変化が起こっている。ウクライナ侵略直後は『防衛増税やむなし』との世論だったが、この間、大軍拡そのものに反対する国民世論が多数になっている」と紹介し、「国民の奥深い変化に確信をもって、『大軍拡反対』の平和の大攻勢をかけよう」と呼びかけました。

 

 

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「つどい」の後、会場近くにある黄檗山「萬福寺」を訪ねました。
目的は、議員会館の私の部屋に飾っている西陣織で織られた「織額」=魚梆=の実物(京都上京民商・広岡さん作)を鑑賞。2005年11月17日付)

初めて訪ねましたが、開梆(かいぱん)または魚梆、魚鼓とも呼ばれる日常の行事や儀式の刻限を報じる魚の形をした法器が吊るされていました。とっても大きいでしょ!