定例会見。記者団の質問に答える。

2023年02月9日

 

8日、国会内で定例の記者会見を行いました。私からの報告はなく、メディアの記者団からの質問に答えました

 

 

質問項目は、以下の点でした。
「憲法審査会の幹事懇談会が開かれる予定があるが共産党の立場は」「立憲民主党と日本維新の会が国対会合で性的少数者の理解増進法案(LGBT法案)を速やかに成立させる方針で一致した。共産党の考え方は」、京都の元党員の除名処分に関して「どう感じているのか、統一地方選への影響は、朝日新聞が社説で取り上げていることについて」

 

 

 

予算委員会で審議している最中に、憲法審査会を開くのは道理がないと思う。憲法議論が予算委員会で行われているではないか。私どもは、委員長を先頭に予算委員会では、憲法議論をきっちりしています。とりわけ、敵基地攻撃能力(保有)、大軍拡43兆円は、いかに憲法に反しているかと。また、今までの、それに基づく政府の見解である専守防衛との建前からいかに外れているかと、それから敵基地攻撃の武器ですね。そういうものを持てるわけない、との質疑、まさに憲法議論を行っています。
予算委員会は全ての大臣、主要な大臣が出席して、(憲法を)政府に対して質問を行うという議論を行っているわけですから、それを尊重するのが本来のあり方だと思う。
同時に、もともと憲法審というのは何度もいろんな問題がありまして、与野党の合意のもとに行うということを慣例としてやってきたと、それを一方的に開催を決めること自体に問題がある。したがって私どもとしてこの幹事懇に参加することはないというのが私たちの考え方です。

 

 

元党員の除名処分については、「党を攻撃し、かく乱する動きは認められない。除名は当然」との見解を表明。
「異論を唱えたから除名したというのは全く筋違いだ」「党の中でいろいろな意見を言う自由が当然ある。それを党外で党の攻撃をし、かく乱するような動きをした場合、それは認められない。除名は当然の結論」だと語りました。
社説については、「意見の違いに基づいてやっているという 『論断』が間違っている。私たちが述べていること(見解)について、まずよく見たらどうだと思う」と述べました。