定例会見。細田議長と統一協会、”幕引きは許されない!”自民党の責任は重大と指摘。

2023年01月26日

 

25日、国会内で定例記者会見を行いました。

 

 

私からは、24日に行われた統一協会癒着問題での、細田博之衆院議長と衆院議院運営委員会理事会メンバーとの会談について、見解を述べました。

統一協会と細田議長との癒着問題については、もともと、1月18日に6党1会派の国対委員長会談では、「議運をはじめとした場で、きちんとした説明を行うべきだ」ということを確認している。
つまり、公開の場できちんとした会合で堂々とやってもらおうというが一致点だった。

(今回の会合は)メディアでもいろいろ書かれていますが、まさに密室での議論という点は免れない。説明の内容も極めて不十分である。
私どもの塩川鉄也議員が(事後の共同会見で)報告したように、統一協会との会合に8回も出席する密接な関係、安倍元総理に次いで深い関係にある事実について何の反省がないというのが特徴だ。
きちんと公開の場で、オープンな場で質疑応答をすべきだということを引き続き求めていきたい。

 

 

もう一つ言いたいことは、自民党の責任が極めて重大だということ。特に総理・総裁としての岸田さんは、統一協会と関係を断つということについて指示をしている。議長に推薦した自民党が、議長自身の癒着の疑惑について責任をもって真相究明を行うべきだ。

今後も、国会に審議において、この問題の追及が重要な課題であるということを述べておきたい。

 

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記者団からの質問
「議長であることを理由に会見を開かない、公開の場で説明しないと言っていることへの受け止めは」「安倍さんとの関係について、大昔から関係があったと細田議長から発言があった。安倍さんと教団の関係については、どのように調査していくのか」「昨日の懇談で、一区切りと言っている政党があることについて」「衆院補欠選挙の位置づけと連携について」「ガーシー参院議員に対する懲罰動議について」等々があり、答えました。

 

 

「一区切り」とする一部政党の発言への受け止めについて、私は「ここで幕引きをはかるのかが問われる」と指摘。「区切りどころか、これからがいよいよ大事になる」と表明しました。

「大昔から」発言は重要だ。みずから深いかかわりを知っていたことの証明だと述べました。