京都市の「20歳を祝う会」参加者にむけて、街頭から訴え

2023年01月10日

 

9日、京都市では「20歳を祝う会」が開催されました。会場のみやこメッセや平安神宮周辺では、たくさんの20歳のみなさんやご家族、友人らでにぎわいました。

日本共産党京都府委員会や民主青年同盟のみなさんが、お祝いの宣伝と対話を行いました。

私は、街頭からお祝いと花むけの訴えを、西山のぶひで京都府会議員、とがし豊京都市会議員とともに行いました。

 

 

私は、「20歳になられた皆さんへ。心からのお祝いを申し上げたい」と切り出し、「せっかくの機会ですから、ぜひ憲法をひも解いていただきたい」と呼びかけました。そして「例えば、憲法には『『福祉の向上と公衆衛生の増進は政府の責任』とかかれていますが、みなさんご存知でしょうか。かつて全行政区にあった京都市の保健所が、いまはたった1カ所に削られました。ここに憲法通りの政治が行われていないことがお分かりになるのではないでしょうか」と、憲法を生かした政治の実現の重要性を青年のみなさんに投げかけました。

 

 

また、「全国一律の最低賃金の抜本引き上げこそ、青年の未来に希望をもって生きられる社会にするために強く求められている」こと、「せめて学生の授業料は半額に、そして返さなくてもいい給付制の奨学金を実現しよう」と呼びかけました。

最後に私は、「京都の共産党ができた、今年で100年。日本共産党は、戦前から命がけで反戦平和を貫いてきた。タモリさんや桑田佳祐さん、吉永小百合さんなど、文化人、ミュージシャンが『平和の危機』と警鐘を鳴らしている。こうした時にこそ、若いみなさんが平和を守れと、憲法9条を守れと声をあげていただきたい。ご一緒に、平和で明るい未来を作っていきたい」と訴えました。

 

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とがし市会議員は、青年のみなさんと一緒に運動し、コロナ禍での学生への10万円給付や京都府の奨学金返済への軽減制度を実現してきた実績を紹介し、「学費値下げ、給付制奨学金実現へ、力を合わせましょう」と訴えました。

 

 

西山府会議員は、「ブラック校則を改めよ」と高校生の声を京都府行政にぶつけ、改めさせてきた実績を紹介し、「声を上げれば政治は変えることができる」と力を込めて訴えました。