東寺(教王護国寺)弘法さんの「終い弘法」宣伝で訴え。

2022年12月23日

 

報告です。京都の21日は、南区にある東寺(教王護国寺)の「弘法さん」
12月は、一年の「終い弘法」で賑わいました。

森よしはる京都府会予定候補、井上けんじ、森田ゆみ子両市会議員と宣伝を行い、宣伝後は境内の露天商の皆さんにご挨拶して回り、東京に戻りました。

写真下は、東寺の五重塔をバックに東寺東門で、右から井上さん、森さん、森田さん、私です。

 

 

訴えで私は、主に、岸田自公政権の合意した「安保3文書」の危険性と大軍拡について訴えました。

まず第一に、5年間で43兆円もの大軍拡について、「国民の暮らしと営業がこんなに大変な時に、大軍拡、大増税かよ」と申し上げたい。また、「コロナ対応のための病院への補助金や、東北の大震災復興財源まで流用して軍拡のために使う。人の生活と暮らし、安全を守るための予算や税金を、戦争準備のための大軍拡の財源にする。こんなことが許されていいはずがない」と力を込めて訴えました。
写真下は、東寺西門で共産党支部、後援会の皆さんと訴える私、森さん、井上さん。

 

 

また、岸田総理が、「反撃能力=敵基地攻撃能力を持つことで、抑止力が高まる」と主張していることについて、「抑止力とは、他国に対して脅威を認識させることによってはじめて成り立つものであり、敵基地攻撃能力とは従来の自民党政権がまがいなりにも主張してきた『専守防衛』の完全な放棄と言わなければならない。安保政策の大転換だ」「しかも、日本が武力攻撃を受けていないもとでも、米軍が始めた戦争に際に、相手国領域に対して敵基地攻撃能力を使って攻撃を行う。そんなことになれば、『日本を守る』どころか、日本を全面戦争に巻き込み、焦土と化すことになるではないか」と批判しました。

 

 

さらに、「核共有」や「原子力潜水艦の保有」まで主張する日本維新の会「防衛費の2倍化は当然」と主張する国民民主党、などについて紹介し、「こうした大軍拡の大合唱の中、唯一、平和も暮らしも壊す大軍拡に反対をきっぱり貫ける、平和の党、日本共産党を統一地方選挙で伸ばしていただきたい」と呼びかけました。

 

 

さらに、アジア政党会議で採択された「イスタンブール宣言」について触れ、「宣言では、戦争の心配のないアジアをつくるために、排他的でなく、包摂的な平和の枠組みを発展させようと確認された。いままさに、日本共産党が訴えてきた憲法9条を生かした外交ビジョンの方向が、アジアの政党の総意として確認された」と指摘。「ここにこそ、戦争の心配のないアジアをつくる大道がある。戦争の道を進むのか、憲法を生かした平和の道か。新年を迎えるにあたって皆さんとともに考えあいたい」と提起。

最後に、「新年の『初弘法』でまたお会いできることを楽しみとし、みなさんが平和で希望ある新年を迎えられることを祈念し、訴えとします」と結びました。