記者会見。薗浦議員の闇パーティー疑惑、大軍拡の危険について答えました。

2022年12月15日

 

14日、国会内で定例記者会見を行いました。今回は、私からの報告はなく、記者団からの質問に答えました。

 

 

自民党の薗浦健太郎衆院議員の政治資金パーティーにかかわる疑惑について、防衛費の増額の財源、岸田首相の発言についてなどの質問があり、それらに答えました(詳細は後に掲載する「動画」もご覧ください)。

薗浦氏の「闇パーティー」疑惑の発端は、しんぶん赤旗日曜版、2021年3月21日号のスクープ、「そのうら健太郎と未来を語る会」なるパーティーが、政治資金報告書に記載されていないことを報じたことです。21年9月に地検が告発。ところが薗浦氏は「知らなかった」などと表明。これが虚偽だったことがはっきりした。薗浦氏は議員の職に値しない。

この際、企業献金の一形態である「政治資金パーティー」を禁止すべきだと主張しました。

 

 

大軍拡に向けた増税論議について
問われている根本問題は財源をどうするのかではなく、大軍拡に走っていいのかというそもそも論だ」と述べ、「自民、公明両党が合意した敵基地攻撃能力保有を許していいのかということが問われている」と主張。

さらに、「大軍拡は日本を守るものではない。アメリカの起こす戦争に加担するもので対米従属の極まり。今の時代を担う人たちが平和に生きるため必要なのは絶対に戦争にしないための外交だ」と強調。

そのうえで、「5年間で43兆円の軍事費は途方もない巨額であり、許されない。復興財源の流用から始まり、インフラ、研究開発など、ありとあらゆるものを軍事優先にしようとしている軍事国家体制づくりという大問題だ。国の成り立ちかを根底から覆すものだ」と批判。

岸田首相の発言について
「言語道断」と厳しく批判し、「岸田総理は、大軍拡の方針を貫き、どんなことがあってもやるということだ。国民の命と暮らしを守るためとしていること自体が大きな誤りだ」と指摘。

最後に「大軍拡は、国民の暮らし、平和、憲法を破壊するということを訴えて、国民的な大運動にして、やめさせていく。そのために力を注ぎたい」と決意を述べました。