宮崎県「演説会」。前屋敷県議、伊豆市議候補と訴える!
2022年11月29日
報告です。27日、宮崎県宮崎市(宮日ホール)で開催された「統一地方選挙勝利をめざす日本共産党演説会」に駆けつけ、前屋敷、来住県議の2議席勝利への訴え、国会報告を行いました。
メイン会場の宮日ホールと4カ所(都城市、延岡市、小林市、日南町)の視聴会場をオンラインで結びました。
司会は、長崎良子・党中部地区副委員長が務め、松本隆・党県書記長が統一地方選挙の予定候補を紹介し挨拶しました。
議席回復をめざす伊豆康久・前宮崎市会議員、県議選宮崎市区をたたかう前屋敷えみ県会議員が決意表明。なお、都城会場では、来住一人県議が決意表明を行いました。
岸田自公政権言いなりの「オール与党」の県政と対決し、かけがえのない役割を発揮する党県議団の役割を述べました。
一つは、県民の命とくらしを守る宝の二議席だ。
①大企業奉仕の悪政と対決、 シーガイア跡地問題。屋外トレーニングセンター建設に18億2,600万円、県も出資して第三セクターで進めて失敗したところに、又もや公金をつぎこみ、フェニックスリゾート社に便宜を図る。内部留保が3兆7,923億円もあるキャノンに、8億3,380万円も補助金。その一方で、高校生の技能検定試験手数料を、3,100円から12,100円へ大幅に引き上げ。わずか500万円で値上げせずに済む。この予算・決算にキッパリ反対。
②コロナ危機が続いているにも関わらず、病床削減、2010年16016床から2022年14299床、1717も削減の公衆衛生蔑ろの県政と対峙。
③その中でも、県民の運動と結んで、要求実現の力を発揮。 都城市内の代行運転業者の18社が連名で、飲食店のような支援をの声に応え一般質問で取り上げ、給付金支給が実現。重度障碍者の医療費助成について外来も現物支給へ。関係者が一万人を超す署名。災害対策、台風14号被害で都城市下川東地域の浸水被害で「意見要望を聞く会」開催。特別支援学校の教室不足の解消、県立学校トイレに生理用品の配備を実現など。
④農林水産業守れと奮闘。この10年間に、農家は3分の1減少。酪農は全国の酪農家の97%が「経営悪化」、58.8%が「経営を続けられない」危機的状況。食料生産は国民の命を担保する公的事業の立場で価格維持政策と赤字補填政策の組み合わせで守ることを国政と結んで提案。
(写真下は、訴える伊豆氏。)
二つに宮崎を拠点とする大軍拡にストップをかける平和の議席
新田原基地では米軍の弾薬庫建設が進められている。住民説明会実施せず、工事を強行。えびの市の霧島演習場で島しょ防衛のための日米共同訓練が行われ、宮崎県は、陸・海・空全体が軍事演習に組み込まれている。知事は、「外交・防衛は国の専管事項」と述べてすべて受け入れてきた。軍事拠点化にストップをかける党の二議席は決定的に重要。
三つに、議会を議会らしくに貢献の2議席。市民と野党の共闘を進める政治となった共産党の2議席。県議で2015年選挙で2議席に前進し、発言力を2~3倍化。毎回の議会で発言し県民の声を届けて、要求実現の力となってきた。また市民と野党の共闘はその年に始まり、その後2回の参院選、昨年の衆院選を闘った。安保法制強行の日、毎月19日集会は、今も続く。宮崎で野党共闘が進んだのは、日本共産党が2議席になったことが大きいと他党派議員も評している。統一戦線で政治を変えることを綱領で掲げる党の2議席は、県内の市民と野党の共闘を進め、全国の再構築のためにどうしても必要だ。
前屋敷県議(写真上)は、 反戦平和が原点。母親の立場から子どもや若者を応援し、ジェンダー平等をすすめる力だ。戦争は絶対いけないとの思いを強くし、戦前、命がけで戦争に反対したのが日本共産党だったと知り、20歳の時に入党。一貫して平和運動の先頭に立ち続けた平和の人。
子育ての時から「子どもの医療費無料化」の運動を粘り強く進めて前進させた粘りの人。いま全県下で「中学校卒業まで」またはそれ以上に前進した。制服はスカートとスラックスの選択ができるよう求め実現した。住民要求にこの人アリ。
来住県議は、 統一協会のジェンダー平等への攻撃から人権を守った先駆的な人。都城市議時代に、統一協会からの「抗議文」など攻撃をはねのけ、全国で初めて性的少数者の人権を守る「都城市男女共同参画条例」を市民と力を合わせて可決させた(2003年)。全国からお礼の言葉が寄せられ、大学の学者の著書にも紹介された。「良いことはよい、悪いことはわるい」と節を曲げずにがんばり続け、市議・県議としてあわせて40年。人生かけて憲法と暮らしを守る、頼りになる県議。(下の写真は、別会場で訴える来住県会議員)。
日本共産党は、県議、市町村議と国政の田村貴昭衆院議員、仁比聡平参院議員と連携して実現するネットワークの党。
後半は、国政問題、外交問題、日本共産党を大きくして、統一地方選挙でを勝ち抜こうと訴えました。
(写真上は、グータッチで参加者と交流。)