15日、福岡市長選挙、田中しんすけ・共闘候補の勝利を!個人演説会で訴える

2022年11月16日

 

15日、国会から福岡市へ。福岡市長選(11月20日投開票)、共闘候補・田中しんすけ氏個人演説会に駆けつけました。「福岡市から政治をかえる会」主催です。

 

 

開会の挨拶は、星乃治彦福岡大学名誉教授・福岡市から政治をかえる会代表世話人が行いました。
各党からの連帯のスピーチが行われました。共闘候補・田中しんすけ氏が訴えました。

田中候補は(写真下)、9月市議辞職、立候補表明以来、毎朝夕と街頭で訴えてきた。日に日に多くの方々から市政に対する不満・不安の声が寄せられ、この声に応えなければの思いを強くしている。対決点は明確、暮らしを顧みない市政を続けるのか、市民の声に耳を傾け暮らしを支え豊かさを実感できる市政をつくのかです。「暮らし」「まち」「政治」を変えるために全力をあげる。市長になったら月一回市民との対話集会、各分野で開催する。選挙戦を通じて市民の期待をひしひしと感じる。みんなで一緒に闘い勝利しようと力強く訴えました。

 

 

 田中しんすけ氏が訴えのあと、会場に足を運んでいただいた470人のみなさんと「がんばろー」とエール交換。
中野晃一上智大学教授市民連合共同代表による講演が行われました。 後日、動画を紹介しますので、ぜひ、ご覧ください。

 

 

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私は、次のように訴えました。

1、現職と田中さんの違いは何か。選挙公報に見る「公約に対する誠実さ」
選挙公報を見てもらおう。これなら誰でも、誰にでもしゃべることが出来る。現職候補は抽象的。市民の審判を仰ぐ上で明確な目標を提示できない。
田中しんすけ候補は、生活重視に市政転換と明確にし、「暮らし」「まち」「政治」三項目それぞれの目標を具体的に提案。即ち出来たか、出来なったかが誰にでも評価が下せる。政治家としての誠実な姿勢がここに表れている。

 

 

2、争点は、大型開発優先か、暮らし第一か です。
現職は、アベノミクスの申し子のような政治 を3期12年続けてきました。大型開発と規制緩和で、潤ったのは大企業だけ。星乃代表からもあったように、その内部留保が1・4倍に膨れ上がったのに、市民の家計の手取りは逆に一割も減ってしまった。
これはもう「自治体」じゃありません。「開発会社」です。先ほど触れた公報で、現職は「未来へ種をまこう」 と記述しています。こんな政治を続けても、もう「未来」はありません。
田中さんは、「トリクルダウンからボトムアップへ」をかかげ、暮らしに「分厚い支援」を約束しています。田中しんすけさんを市長に押し上げて、「住民福祉の増進」 という自治体本来の仕事をする地方自治の魂を取り戻しましょう。

 

 

3、市長選は、市民の暮らしに直結する闘い、同時に。岸田政権・自民党政治「ノー」の審判をくだす一体の闘いです。
岸田・自公政権の、コロナ対策、物価高騰対策の、後手後手、無策への怒りがまきおこっています。その上、統一協会との癒着は底なし、反省なしです。(ここで、統一協会問題追及の私の質問も含めて紹介)この政治に審判を下そう。
4、野党共闘で、政治を変える「かえる」選挙にしよう!
今回の市長選、歴史上初めて市民と野党の共闘で田中しんすけさんを応援する体制。「かえる会」のみなさんが、内定していた候補者を取り下げ、真剣な協議をへて八項目の政策協定を実らせるなど、大きな役割を果たされました。その努力に、私は心から敬意を表したいと思います 。

 

 

5、田中しんすけさん勝利で、「学校給食無償化」「義務教育の完全無償化」の市民の願いを実現し、福岡から政治を変えよう!
田中さんは、市議会議員時代から、「給食の無償化」を先駆的に掲げて来ました。「田中しんすけ市長」で「学校給食無償化」「義務教育の完全無償化 」という新しい政治のメッセージを、福岡市から全国に発信していこう。
九州最大の政令指定都市である福岡市長選挙で、市民と野党の共同の候補・田中しんすけさんが勝利すれば、福岡市のみならず、日本全国に大きなインパクトをもたらすことは間違いありません。みなさんは会の名前を考えるとき、日本の政治風土そのものを変えたいという思いを込めて「福岡市から政治をかえる」とつけたと、うかがっております。田中しんすけさんの勝利で、それをやろうじゃありませんか。
日本共産党も全力でがんばります、と結びました。

 

 

各党からのスピーチ(スピーチ順に)

藤田一枝・立憲民主党元衆議院議員・党県連顧問 、
福島みずほ社会民主党党首 参議院議員、
日本共産党の私、
辻恵れいわ新選組元衆議院議員、
荒木龍昇ふくおか緑の党代表・福岡市議会議員(早良区) 、
森あやこ市民ネットワーク福岡代理人・福岡市議会議員(東区)、
清水みちこ・ふくおか市民政治ネットワーク福岡城南代表 。
(泉日出夫 国民民主党 福岡県連幹事長・北九州市議会議員からはメッセージが寄せられました。)