「笹の墓標展示館 京都巡回展」@西本願寺・闇法会館を訪問

2022年10月25日

 

報告です。22日、西本願寺「聞法会館」で開催中(25日終了)の「笹の墓標展示館 京都巡回展」に足を運びました。

 

 

先の第二次世界大戦では、日本国内で70万人以上の朝鮮人強制労働が記録され、北海道の巨大ダム建設でも多くの朝鮮人、日本人が犠牲となりました。しかし、その遺体は笹藪の下に埋められ、忘れ去られました

この巡回展は、1980年以降に始まった遺骨発掘により、遺骨を遺族のもとに送ろうと東アジアの青年らが集い、交流し、活動する記録などを展示しています。
写真は、浄土真宗本願寺派一乗寺の殿平善彦住職(私の右隣)ら実行委員会の皆さんと。京都宗平協(京都宗教者平和協議会)も、今開催に大いに尽力されており、事務局の出口玲子さんも(右端)。

 

 

写真下は、旧光顕寺・笹の墓標展示館の大きな絵(写真奥)を背景に殿平さんのお話を聞く私。

 

 

こちらは、「東アジア共同ワークショップ」の写真、説明書きで、日本人、韓国人をはじめ、アイヌの方など約100人の青年、スタッフ含め200人が遺骨発掘のワークショップに参加されたそうです。