院内講演会『自民党と統一協会の改憲論について』//『動画』

2022年10月12日

 

遅れましたが、報告です。
7日、国会内(参議院議員会館講堂)で、「院内講演会『自民党と統一協会の改憲論について』」が開催されました。主催は、「改憲問題対策法律家6団体連絡会」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。

日本共産党からは、塩川鉄也衆院議員(党国会対策委員長代理)、山添拓参院議員(党参院国対副委員長)が参加し、連帯のあいさつを行いました(なお、私は、所用のため出席できず、秘書の窪田さんが代理で出席し、以下の通り報告を寄せてくれました)。

塩川氏は「反社会的団体である統一協会と自民党の癒着への市民の批判が、岸田政権・自民党を追い詰めている。市民と野党の共闘を前進させ、暮らし破壊、大軍拡・9条改憲を許さない草の根の運動を広げよう」と呼びかけました。

 

 

清水雅彦・日本体育大学教授(憲法学)は、統一協会と自民党の改憲の考え方について「まったく同じではないが一致する点が多々ある。お互いに利用価値あると考えてきた」と主張し、「統一協会が自衛隊明記の改憲を言ったことは、安倍政権にとっては援軍になる」と強調しました。

 

 

 

飯島滋明・名古屋学院大学教授(憲法学)は、統一協会は多額の献金やマインドコントロールで多数の被害を出した反社会的団体だと指摘。「統一協会の憲法改正の案が自民党に反映しているかもしれない。そんな憲法改正を実現することは論外だ」と指摘しました。

 

 

山添氏は「国会はようやく始まったが、国葬強行と統一協会問題での国民からの猛烈な批判を受け、守りの姿勢になっている岸田政権。改憲案諸共終わりにし、憲法生かす政治のためにご一緒に頑張りましょう」と連帯の挨拶しました。

 

 

 

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動画です。ぜひ、ご覧ください。