山科区日本共産党後援会・代表者会議で国会報告

2022年10月10日

 

報告です。8日、開催された「日本共産党京都市山科区後援会」の代表者会議に招かれ、3日に開会した国会での岸田文雄総理の所信表明に対する各党の代表質問など国会情勢の報告を兼ねた挨拶を行いました。

 

 

私は、国会序盤の状況について、「2つの側面がある」と指摘し、「第一に、岸田政権が深刻な行き詰まりと危機に陥っていること。第二に、同時にこの政権を『右』から支える動きと複雑な様相を、正確にみる必要がある」と指摘しました。

第一の点では、「政治の潮目が明確に変わりつつある」として、「岸田政権は、『何もしない』ことで高支持率を保ってきたが、ここにきて『何かやり始め』たら、急速に支持率が低下してきた」と、①国民の6割の反対を一顧だにせず「国葬」を強行したこと、②政府・統一協会と自民党との深刻な癒着、③安倍政権以来の経済政策が全面的に破綻し、物価高から暮らしと営業を守る政治の責任が果たせていないこと、④コロナ対策の無為無策について、それぞれ詳しく報告しました。

 

 

特に、「右からの危険な策動」として、『維新の会』が、岸田政権に対し、「憲法改悪の『発議の期限』を迫ったこと、スパイ防止法制定の要求や核保有・大軍拡を迫る危険な本質をあらわにした」こと、また、『国民民主党』が「『継戦能力』=戦闘を継続する能力についてただし、軍事費の増額、基地の地下化」などを迫ったことを紹介しました。

 

 

最後に、私は、「日本共産党の一貫した論戦と皆さんのたたかいによって、世論を変え、政治を動かしてきた」と強調し、参議院選挙での「二重の逆流」の対する日本共産党の奮闘により、「すべての党が大軍拡、軍備増強やむなしと主張する中、憲法9条に基づく平和外交こその主張が多数派になってきた」と指摘し、「政治を変える最大の力、日本共産党の前進を山科区から。来春の一斉地方選に必ず勝利しよう」と呼びかけました。

 

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山本善五郎・山科区後援会代表(写真下)は、自らが労働組合活動を始めた当初を振り返り、「かつては物価が上がれば、賃金も上がるのは当然だった」として、「物価は上がるが、賃金は上がらず、年金は下がる。こんな政治は今すぐ転換を」呼びかけました。

 

 

河上洋子・京都東地区委員長(写真下)は、統一地方選への各党の候補者擁立の様相を紹介。「10月22日の小池党書記局長をむかえた統一地方選挙勝利・JCP京都フェス@みやこめっせの成功をバネにして、必勝への取り組みを飛躍させよう」と訴えました。