「千總の屏風祭 ~ 明治の屏風祭ふたたび」を鑑賞

2022年07月31日

 

30日、京都市中京区にある千總(CHISO)本店(三条烏丸西入)を訪ね、開催中の「千總の屏風祭~明治の屏風祭ふたたび」を鑑賞しました。この展示は、8月22日まで。無料で鑑賞することができます。

 

 

上のチラシにも書かれていますが、京都の夏の風物詩『祇園祭』。宵山期間には、京都の旧家・商家がこぞって秘蔵のお宝を公開して祭りを盛り上げる屏風祭が行われます。
千總ギャラリーでも屏風をはじめとする所蔵品を展示し、祇園祭に賑わいを加えていました。

 

 

今年の展示は、ちょうど120年前に千總が屏風祭で公開した作品が展示されていました。1902年、『京都日出新聞』(京都新聞の前身)が7月24日に「御屏風拝見」として各家でどのような作品が陳列されたか報じており、そこから当時の屏風5点がわかっているそうで、今回、その屏風を楽しむことができます。

写真は、1555年、室町時代以来の「千總」の歴史を紹介したパネル。

 

 

また、別のフロアでは、伊庭靖子個展「外に内に染む」が開催中でした。
伊庭さんの作品紹介は、「暗幕のゲルニカ」「リボルバー」などで有名な原田マハさんでした。