「政治とカネ」集中審議に立つ//定例会見で質問に答える
2016年02月10日
10日、衆院予算委員会は、安倍首相出席のもと「政治姿勢と政治とカネ」集中審議を行いました。
日本共産党からは、畑野君枝衆院議員と私が質問しました。
私は、1、甘利前大臣の「口利き疑惑」、2、政治資金パーティー、3、企業・団体献金禁止問題、4、政党助成金廃止の問題で、安倍首相をただしました。
政治資金パーティーの問題では、政治資金パーティー自粛を決めた「大臣規範」を取り上げました。
「大規模なものは自粛する」と定めた規範、「国民の疑惑を招くようなものについては各人の判断で控えるようにさだめている」との安倍首相の答弁あるが、実態はどうか?
驚くなかれ、2013年、14年の政治資金パーティーの収入は巨額です。甘利前大臣:1億4570万円。安倍首相:1億4777万円。麻生財務大臣:1億1013万円。岸田外務大臣:1億5348万円、これが自粛とは?国民の常識とかけ離れた資金集め。これが国民の疑惑を招いている。
しかも、2014年に政治資金パーティーを開催した団体は、1553。収入総額は、187億3400万円の巨額にのぼります。
その上、企業・団体献金も100億円を超える。
これらを明らかにしました。
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定例会見では、自民党の選挙制度改革に対する対応、マイナス金利とアベノミクス、総務大臣の「電波停止」発言、北朝鮮への制裁措置、北海道五区の対応などの質問に答えました。