宮津市長選・同市議選、参議院選勝利の演説会で訴え

2022年05月24日

 

報告です。22日、宮津市で行われた「日本共産党演説会」に駆けつけました。
宮津市では、6月12日告示、19日投開票で宮津市長選挙市議会議員選挙が行われます。
「みんなでつくる宮津の会」の長林みよ予定候補市会議員選挙で、おのう孝之さん(現)、うつのみや綾さん(元)の勝利、7月の参院選比例で日本共産党比例5議席、京都選挙区の、たけやまさいこさんの勝利を訴えました。

 

 

私は、まず、「長林さんで、市民の声を生かし、市民に身近で親切な市政をつくろう」として、「いまの宮津市政の3つの問題点」について次のように指摘し、批判ました。

最大の特徴は、自民党・岸田内閣と同じく「住民の声に耳を貸さない」こと。とくに上宮津保育所の統廃合などは、前代未聞の事態であって、市議会も「極めて遺憾」と市長に提言する事態であること。

市民への負担の押しつけが極端にひどいこと。水道料金の異常な値上げなど、挙げたらきりがない。特に今の姿勢が、市民の安全(消防団運営費事業費削減)、高齢者対策(敬老会への補助金削減)、身障者二級の医療費支給の停止など、「住民のいのち」「住民福祉の向上」という地方自治体の魂、聖域を削るという、やってはならないことを行っていること。

③今後、さらに「財政危機」を煽り、市政リストラ・住民福祉の破壊を押し進めようとしていること。

 

 

その上で、「だからこそ、いま、市政転換が必要だ。長林市長実現で、地方自治体の魂を取り戻し、住民の福祉の向上という地方自治法の精神に基づく宮津市をつくろう」と呼びかけました。

さらに、「日本共産党市会議員団の役割とは何か」と指摘。「それは、①現市政と正面から対決する議員団であること、②住民運動とつねに連携・共同し、運動を通じて要求を実現していること、③住民の安全、福祉、教育の要求実現に実際に力を発揮していることだ」と強調。

そして宮津市議団が、コロナ対応で、低所得世帯の18歳以下の子ども1人2万円の支援金を実現、学校へのエアコンの導入では10年前から党議員団が一貫して要求。幼稚園、小学校、中学校のすべての普通教室に導入されたこと」などを紹介。

候補者の押し出しとして、「おのう(小濃)予定候補は、市職員37年の経験。財政問題も含め、宮津市政に精通し、議会になくてはならない人。うつのみや予定候補は、母と子の願い実現、医療・介護の充実に欠かせない候補。学校へのエアコン導入、幼稚園のトイレ洋式化など、子育て世代の目線で、1期4年の間に多くの仕事をしたからこそ、もう一度、市議会に送り出してほしい」と訴えました。

 

 

国政問題については、今回の参院選挙の重要性について、「①戦争か平和か、日本の進路が根本から問われる選挙であり、②物価高騰が暮らしと生業を直撃している下、生活を守るかどうか、鋭く問われている」と指摘。それぞれについて、国会論戦の状況と党の物価対策、実体経済を回復させる具体的対策について詳しく報告しました。

 

 

最後に、「日本共産党の勝利で、野党共闘の前進をはかり、政権交代の足掛かりを」「野党共闘の前進になくてはならぬ日本共産党。党の躍進度合いが共闘の前進に直結する」と強調し、日本共産党の存在意義を次の点で力説しました。

1、この機に乗じた憲法改正の動きに確固として真正面から立ち向かう反戦平和の党
2、共闘の前進への攻撃や妨害にたじろがず闘う、綱領に統一戦線を明記している共闘の党
3、共闘の大義を守り、誠実に努力する裏表のない、草の根の力を持つ党
4、日本政治の二つの歪み ―― アメリカ言いなり、財界中心の政治 ―― をただす党