28日、全建総連と国会議員団が懇談。「建設資材の価格高騰」問題などで。

2022年04月30日

 

報告です。28日、国会内で全国建設労働組合総連合(全建総連)の中西孝司委員長、勝野圭司書記長ら役員と日本共産党国会議員団で懇談を行いました。

中西孝司委員長から建設資材の価格高騰、納期遅延等に関する要望書を受け取りました。

 

 

中西委員長からは、「木材の値上がりは深刻」、「給湯器は納品までに平均二か月以上、最大240日かかる例もある」、「工務店の6割が価格転換できない」など資材高騰や設備機器の納入遅れ・不足の深刻さが訴えられました。
また、全建総連が進めている建設キャリアアップシステムの現状が報告されました。

 

 

勝野書記長から、全建総連としての工務店アンケート結果を説明。実情を踏まえ、行政への要望支援策として、新築・リフォーム補助事業の延長・拡充、国交省として実態把握と不当な価格引き上げなどへの対応をしっかり行ってほしい等々の要望がなされました。。

 

 

小池書記局長は「党国会議員団として、物価高騰・国民生活防衛対策本部を立ち上げ、実態把握と政府要求に取り組んでいる。消費税増税による消費低下、建設関連の物価高騰による被害を受ける建設職人と施主である国民の要望を受け止め、しっかり応えて頑張りたい。経済政策の根本的転換を」と応じました。

 

活発な意見交換が行われました。
党国会議員団からは、小池晃書記局長、田村智子・倉林明子の両副委員長(参院議員)、塩川鉄也国会対策委員長代理(衆院議員)、高橋千鶴子・田村貴昭・宮本岳志・宮本徹・本村伸子の各衆院議員、井上哲士・参院国会対策委員長、大門みきし・たけだ良介、山添拓の各参院議員と私が参加しました。